「2019年宮崎秋サーフキャンプ編①」
2019-12-07 更新
ハルさんこと福島晴之氏のコラム『One Earth』の新しいストーリーが到着しました!
前回は9月に開催された『2019 ISA World Surfing Games』のスリランカチームの応援のために訪れた一泊二日の宮崎弾丸ツアーの模様をお伝えしましたが、今回は1ヶ月後の10月、同じ宮崎でサーフキャンプを決行!
一泊二日の弾丸ツアーでも登場した友人ヨッシーと東京の友人達と一緒に秋の宮崎を満喫したハルさん。
初日から波と食に恵まれたようです。
ヨッシーと僕の昔からの友人の琴ちゃんが結婚した。
サーフィンという共通の趣味を通じて知り合い、結婚にまで至る。
とても素晴らしいことだ。
琴ちゃんは名古屋在住のプロスノーボーダー、男勝りの筋肉女子で5年前からサーフィンを始め、初めて4年で去年は僕と一緒にモルジブのボートトリップにも参加したほどのサーフィンバカだ。
ヨッシーは宮崎に住んでいるので、彼女も結婚を機に宮崎に引っ越すそうだ。
今回はそんな彼女の呼びかけで宮崎にてサーフキャンプを行うことになった。
前回の宮崎渡航から丁度1ヶ月経った10月18日、僕は6:40羽田出発の便に乗り宮崎へ向かった。
東京からは親友の遠藤と保坂が一緒だ。
この3人が揃って旅に出かけるのは20年前に遠藤の新婚旅行(バルバドス)について行ったとき以来。
僕らは今から30年前にサーフィンを通して知り合った仲間だ。
出会った頃に意気投合してサーフトリップに没頭した。インドネシア、アメリカ、コスタリカ、メキシコなどを一緒に旅して、やがて各々結婚や仕事などの事情で3人揃うことはなかった...。
飛行機は予定通り、8時過ぎに宮崎空港に到着した。空港には新婚のヨッシー&琴ちゃん、女子二人が迎えに来てくれていた。レンタカーに乗り込むと早速木崎浜へ向かった。
波のサイズは肩くらいだが、風が合っておらず面がガタガタだったので、少し足を延ばして日南方面へ向かうことにした。
青島を背に南へ下るといくつもの入り江がある。海岸は鬼の洗濯岩が目立ち、荒々しい。
昔、トムカレンがサーフしたというカレンズポイントを通り、いくつもの入り江を南下した...。
途中にサーフィンできそうなブレイクがいくつもあった。
かなりアウトで割れているポイントもあり、まるでスリランカの海岸線のようだった。
1時間ほど走っただろうか?ヨッシーが決めていた昭寿園というポイントに到着した。
ここはビーチエントリーで胸くらいのファンウェイブ。
早速、着替えてパドルアウトした。
ポイントは空いたが、マナーとしてみんなバラバラに分かれて波を待つことにした。
海に入っていたらサイズアップ、肩から頭サイズの切れた波がどんどん入ってくる。
パワーもほどよくあって最高だった。
初日ということもあってフルパワーで3時間ほど海に入った。明日のコンディションは保証がないので、波の良い時には疲れるまでやった方が良い。
疲れたところで海から上がり、お昼ご飯を済ませると更に南へ下ることにした。
ヨッシーに女の子たちも楽しめそうなポイントを案内してもらった。
そこは誰もいなく膝腰サイズの波が延々とピールしていた。
ロングボードだったら夢のような波だ。ボードを横に向けてテイクオフすると延々と乗っていける。
僕らは真っ暗になるまでワイワイと子供のようにはしゃいだ...。
夜は宮崎市内へ。
この日の夕食はチキン南蛮で有名な「おぐら亭」へ。
チキン南蛮発祥の店のようだ。宮崎出身の’えびちゃん’こと蛯原友里さんも先日テレビでこのお店を紹介していたのを思い出した。
お腹が満たされると僕らは今回の宿泊先となるキャンプ場へ向かった。青島からほど近いキャンプ場でコテージもあって快適だった。
長い1日だったのですぐに寝るのかと思ったのだが、誰かがトランプを出してそこから2時間ほど大富豪大会が始まった...。
続く。
⇒コラム「One Earth」一覧へ
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。