湘南藤沢エリア
2019-12-12 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

今週(12/9週)の地形チェックに行った12月9日は、東海上に進んだ高気圧の吹き出しによる安定の小波に加えて、寒い朝の地形チェックとなりました。
全域を自転車でチェックして来ましたが、既に手袋&ネックウオーマーなど、真冬並みの装備が必要でした。。。

ザックリ傾向ですが、地形が復活したのが、地下道江ノ島側(側船寄り)周辺。
反対に悪いのが、引地川~銅像周辺でした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今回は、12/9(月)のタイド表の潮位が85cm→107cm表記(中潮)だった、ロータイドからミドルタイドに向かう上げ込みの時間帯、一般的には所謂ゴールデンタイム(?)となる9:50~11:15に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
コンディションは、強めのオフショアで膝腰サイズでした。
【第二駐車場前】
この辺りは良い地形を維持しています。
看板前はちょっと深い感じでしたが、

引き続き県立辻堂海浜公園前周辺にも、地形が数カ所あります。

お好みのサンドバーを探して楽しんでみて下さい。
【辻堂橋前】
橋前正面と茅ヶ崎寄り右側の地形はちょっと深いです。。。


もう少し引いていれば楽しめそうですが。。。
左側船前辺りのサンドバーは、引き続きいい感じです。

【辻堂正面】
正面右側船前は、引き続き好調を維持。
正面の地形は深く、悪化傾向です。


【湘洋中前】


同じく左側も、スエヒロ右側と共に改善傾向です。
このエリアはピークが複数あるので、ブレイクをよくチェックして、その日のコンディションにあったサンドバーを見つけてください。
【スエヒロ】
引き続き地形を維持して、十分にライディング可能です。

正面右側湘洋中側にもサンドバーがあります。

【地下道前】
江の島側便所前~船前の地形が復活中→要チェックです。

レフトに乗ると、スエヒロまで行ってしまう感じです。
スエヒロ方面も地形回復傾向なので、この辺りはチェックしてみることお薦めします。
【スケートパーク】
河口側の地形が引き続き復活中。

なのに、近隣にも地形の良い場所が出現したこともあり、チェック時は比較的空いていました。
地形が悪くないのに空いているのは、ちょっとレアな感じなので、興味ある方は是非チェックしてみてください。
【銅像前】
引地川河口~銅像前の地形は悪化です。


上げ狙いでチェックしてみてください。
上げている時に、再度チェックしましたが、上げていれば何とかサーフィン可能な地形でしたので。
ちなみに、ロータイドの時間帯は、スケートパーク方面、

【水族館前】
全般的に地形は悪くありません。


水族館前は、銅像周辺と比べると、波のサイズがワンサイズ小さくなりますので、

今回の地形レポートは以上になります。
さて、水温=ウエットスーツですが、冬のひだまりがことのほか暖かく感じられる今日この頃。
現在湘南でお薦めのウエットスーツは、ノンジップやフロントジップなどの、水が入りにくい3MMのフルスーツですが、真冬用のセミドライやノンジップもそろそろご準備ください。
また、早朝にはブーツを履くことをお勧めします。
テイクオフのブーツの引っ掛かりが気になる人は、サーフワックスを一度塗り替えることお勧めします。
特に粘度の強いワックスは引っ掛かりの原因になるようです。
ボードとの摩擦が大き過ぎると、足の甲側が引っ掛かります。
ブーツは素足に比べて、はるかにグリップ力が強いので、ワックスは少なめでも平気です。
これから3ヶ月以上お世話になるブーツですが、ワックスのことを気にするだけで、快適な冬が過ごせるのでは。
それでは防寒対策をしっかりして、風邪などひかないようにお過ごしください。
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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