湘南藤沢エリア
2019-12-19 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

先週(12/9週)からオンショアの残り波が期待できそうな日が何度かありましたが、夜の早いうちにオフショアに変わり、期待外れの「湘南マジック」を喰らった人も少なくないのでは。。。
今回の地形チェックの12月17日は、移動性高気圧が遠ざかり、西日本太平洋側で発生した低気圧が湘南付近を通過し、朝方降っていた雨もやみ、午後には日差しも出て久しぶりのサーフィン日和となりました。
安定の小波続きではありますが、地形は変化した模様です。
大まかには、地形が復活したのが引地川周辺。
そして地形が悪い場所ですが、藤沢市内全域で悪いところはありませんので、全域でサーフィンを楽しめますから、次のうねりに期待したいところですね。
それでは、地形レポートです!
今回は、12/17(火)のタイド表潮位が98~96cm表記で、中潮のミドルタイドの時間帯だった13:30~14:45に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
チェック時の波は、オフショアの膝腰~胸でした。
【第二駐車場前】
この周辺は良い地形を維持しています。
看板前の地形はちょっと深い感じですが、チェック時のミドルタイドでも、セットを待てば十分サーフィン可能でした。

引き続き、県立辻堂海浜公園前周辺にも良いピークが数カ所あります。


【辻堂橋前】
辻堂橋前正面の地形はちょっと深いですが、

茅ヶ崎側右手の地形はちょっと悪化傾向ですが、県立湘南海岸公園前は地形が良いので、ここまで足を延ばしてください。
正面と右側は、もう少し引いている時間帯の方が楽しめそうな地形かと。。。
橋前左手船前のサンドバーは、

【辻堂正面】
右側船前は、引き続き好調を維持。
正面の地形はちょっと深く、

左側は地形好調を継続中。

【湘洋中前】
湘洋中前右側の地形は安定しています。


このエリアは、地形の良いピークが複数あるので、サンドバーをよくチェックして、その日のコンディションにあったブレイクを見つけてください。
【スエヒロ】
引き続き地形の好調を維持しています。


【地下道前】
地下道前正面から船前まで全域で良型地形を継続中。
右側のサンドバーとスエヒロ左側のサンドバーが合わさり、引き続きブレイク中。
正面の地形は若干の回復傾向で、

左側トイレ前~船前はやや深めで、

道具に合わせて、ピークを選んでください。
【スケートパーク】
河口側の地形は引き続き好調を保っています。


【鵠沼】
ダメだった引地川河口~銅像前の地形が復活です。


ルールとマナーを守って楽しんでください。
【水族館前】
全体的に地形は良好ですが、うねりが小さいため、水族館前はサイズがかなり小さめです。

ウッドデッキ前~アフリカホテル前まで行けば、


今回の地形レポートは以上になります。
クリスマスを控えた街の華やかさに心弾む今日この頃。
現在湘南でお薦めのウエットスーツは、ノンジップやフロントジップなどの、水が入りにくい3MMのフルスーツがオススメです。
がしかし、そろそろ外気温の低い早朝には、真冬用の4ミリのセミドライやノンジップをご準備ください。
合わせて、ブーツを履くこともお勧めします。
私は、3ミリのフロントジップに、ヘッドキャップ、グローブ、ブーツも着用開始しました。
冬のサーフィンで海に入る前には、消化の良い温かい食べ物と飲み物を摂取してください。
海の中で体が冷えてきたなと思ったら、海からの上がり時です。
海から上がって家に着いたら、必ずお風呂に入るようにしてください。
特に40代、50代のサーファーの方は「年寄りの冷や水」にご注意ください。
それでは、防寒対策をしっかりとして、風邪などひかないようにお過ごしください。
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
さて、年末年始の地形レポートですが、
・年内:12/23週の更新が最終
・年始:1/6週から更新再開
となりますので、12/30週の更新はお休みを頂きます。
ご理解とご了承頂けます様、宜しくお願いいたします。
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