南房総エリア
2019-12-25 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先日22日(日)夜半に通過した「南岸低気圧」の影響で、翌日23日は全域に渡り終日クローズアウトコンディションの当エリア。取材時の24日(火)は、頭前後の中・上級者にとっては程良いサイズの波に落ち着き、ポイントによってはまずまずのグッドコンディションでした!
かく言う私も和田方面にて「今年一番!?」と思える程の良い波に乗れました(あくまで個人の感想)・・・。
と言う事で、本年最後の「地形レポート(12/24火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回の取材時もしばらく続いている「インサイド~ミドル手前が若干深目な地形」に変化は見られませんでした。それでもミドル付近のバンクはキープされているので、潮の多目な時間帯以外でしたらそこそこ楽しめています。
・12月24日(火)、ほぼロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な地形で、インサイド~ミドル手前が深目となっていますので、潮の多目な時間帯は大きくコンディションを落としてしまいます。
・12月24日(火)、ほぼロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時はほぼロータイドでしたが、このサイズでも3ピーク共ワイドダンパーにはなっていませんでしたので、やはり全体的に深目な地形の様ですねぇ・・・。
以前からお伝えしていますが、今の地形ですと極端にサイズが無く潮の多目な時間帯はコンディションを大きく落としてしまいそうです。
・12月24日(火)、ロータイド約10分後の正面。



引き続きインサイドのリーフにはお気を付け下さい。

そして和田方面『花籠』。
引き続き河口は本来の位置へ注いでいました。
・12月24日(火)、花籠の河口。

今回の取材時は潮の少な目な時間帯のせいか、ワイドブレークが目立ちました。ファーストブレークの後、スープもウネリに戻る事無くインサイド迄続いていましたので、インサイド~ミドル付近迄が、かなり浅目な地形に変化した様です。
・12月24日(火)、ロータイド約20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
引き続き全体的に遠浅な地形となっている様で、潮の少な目な時間帯は速目のワイドブレークもしくはダンパー気味となってしまう様です・・・。
・12月24日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
引き続き、遠浅な地形はキープされている様でしたが、今回の取材時は潮の少な目な時間帯でしたので、中・上級者向けの速目なブレークが目立ちました。
・12月24日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
引き続き、ミドル付近のバンクはキープされていますが、やはりその後がウネリに戻りがちでしたので、この辺りが若干深目な地形に変化は無い様です。それでも、ミドルのファーストブレークで、充分アクションを入れて乗れそうでしたので、そこ迄深刻な状況では無さそうでした。
・12月24日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(12/24チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
海の中で周りを見回しても、ほとんどの方が「セミドライ」を着用する様になりましたが、ここはずばり「セミドライ」をお勧めします。
今回は以上となりますが、今年一年当コーナーをご愛読頂き有難うございました。又、来年もよろしくお願い致します。
なお、年明け第一週(元日の週)はお休みを頂き、第二週(1/6週)の更新分よりお届けとなります。それでは「良いお年をお迎え下さい」。
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