湘南藤沢エリア
2020-01-09 更新
皆さん、明けましておめでとうございます。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
本年も宜しくお願いします!

初春のみぎり、新春のお喜びを申し上げます。
「プロサーファー週間エリア概況」をご愛読いただき、厚く感謝いたします。
さて、新年を迎えて、三が日までは小波ながらサーフィンできましたが、その後は安定の極小波続きでした。
極小波のピークは1月7日で、午後1時にチェックした時点では、片瀬西浜から茅ヶ崎ショップ下にいたサーファーの総数はわずか7人。

しかし、翌1月8日に、発達した低気圧と前線を伴う気圧の谷が東日本を通過した午前11時過ぎから、海の様子は一変。
大方の天気予報のオンショア予報をあざ笑うかのように、オフショアのオーバーヘッドの厳しいコンディションとなりました。
肝心の地形の方ですが、片瀬西浜から辻堂第二駐車場前までのサーフスポットですが、チェック時は130センチ越えのハイタイドでしたが、力強いうねりのお陰もあり、全域でサーフィン可能でした。
原稿を書いている、1月9日現時点でも、波のサイズはオーバーヘッドあるので細かい地形の変化は、次週にお伝えできると思いますので、よろしくお願いいたします。
今回は、1/8(水)のタイド表の潮位が132cm-136cm表記(大潮)のハイタイドの時間帯だった12:47~14:04に、全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
レポートのチェック時のコンディションですが、風は冷たいオフショア。
波のサイズは、厳しいオーバヘッドでの地形チェックとなりました。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
【第二駐車場前】
写真ではストーミーな感じですが、選べばいい波来ていました。



【辻堂橋前】
橋前のサンドバーは引き続き地形好調を保っているようです。


【辻堂正面】
ピークの位置がシフトするので波をつかむのが難しそうでした。

【湘洋中前】
湘洋中前右側の地形は良好で、波のサイズがオーバーヘッドあっても十分にサーフィン可能。

【スエヒロ】
掘れ掘れのライトハンダーが炸裂してました。
うねりが大きい時には、かなり期待できる地形です。

しばらく見ていましたが、この達人ボディーボーダーがすべてのセットに乗っていました。
完全にエキスパートオンリーのコンディションでした。
地下道側が、深いので沖には出やすいです。
しかし強烈なリップカレントが発生しますので注意してください。
【地下道前】
地形は悪くありません。
ちょっと早めの波ですが、切れ目もあり乗りやすそうな感じでした。


初級者サーファーには実力に見合ったブレイクを探すことをオススメします。
(うねりが大きい場合片瀬西浜がおすすめです)
【スケートパーク】
河口側の地形引き続き好調を保っています。

見慣れた人なら、引地川を見ると、潮がハイタイドなのがわかるはずです。
これだけ潮が上げている時間帯でありながら、ライダブルな波がブレイクすることでも、地形の良さが伺えます。
【銅像前】
引地川河口、銅像前の地形引き続き復活中です。


アフリカホテル前は若干地形崩れた印象で、

【水族館前】


片瀬海岸西浜は、江ノ島側に行くほどサイズ小さくなります。
初心者の方は、うねりが大きい場合には江ノ島側からチェックすることをお勧めします。
今回の地形レポートは以上になります。
さて、水温=ウエットスーツですが、今年の冬は例年に比べ、若干暖かいと思います。
現在、湘南でお薦めは、ノンジップやフロントジップなどの、水が入りにくい3MMのフルスーツにブーツの着用。
外気温の低い早朝には、真冬用の4ミリのセミドライやノンジップとブーツをご準備ください。
中高年サーファーの皆様におきましては、体を冷やさないようにヘッドキャップ、グローブも着用をお勧めします。
それでは防寒対策をしっかりとして、風邪などひかないようにお過ごしください。
本年も皆さまにとって幸多い年でありますよう祈念いたします。
「プロサーファー週間エリア概況」ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
*****
レポート一覧へ
*****

