非会員上部PR枠用非会員上部ログイン用
 

村上舜がQSハイグレードで初優勝!

2020-01-12 更新
2020112wsl3
PHOTO: © WSL/Hain

2020年はサーフィンの新たな歴史が刻まれるオリンピックイヤーであると共にWSLの改革がまた一歩進む年。

QSが従来の10,000、6,000、3,000、1,500、1,000の5グレードから変わり、一番上の10,000がチャンレジシリーズ、通称CSに分かれて8戦開催。
6,000が5,000に変わり、3,000、1,500、1,000の4グレードに分かれます。

つまり、QS、CS、CTと1ステップ増える形に変化。

CSのファーストイベントは3月にオーストラリアのマンリービーチで開催される『Sydney Surf Pro』
その後、ニュージーランド、南アフリカ、カリフォルニア、スペイン、ポルトガル、ハワイとハイシーズンの場所を転戦します。

QSのファーストイベントは中国・海南島「日月湾」を舞台としたQS5,000『Corona Open China hosted by Wanning』
現地時間1月6日に始まり、1週間に渡る戦いが12日に終了しました。

今イベントにはツアーから脱落したジョアン・ドゥルー(FRA)、ココ・ホー(HAW)や、カイ・レニー(HAW)などのスター選手が参加。
日本からもCT入りを果たした都筑有夢路を始め、暫定的ながら2020年東京オリンピックの出場権を得た松田詩野、村上舜。
大原洋人、安室丈などトップ選手が参加していました。

村上舜がQSのファーストイベントを制する!

2020112wsl5
村上舜
PHOTO: © WSL/Nichols

中国の南部、ベトナムに近く、南シナ海に面している海南島。
中国のハワイとも呼ばれる観光地であり、会場の「日月湾」は長いレフトブレイクが特徴です。

期間中は前半こそまずまずのコンディションに恵まれたものの、中盤〜後半はサイズダウン。
波数が少なく、厳しい戦いを強いられていました。

そんな中、今シーズンは気分を一新して大野修聖のコーチの元でスタートした村上舜が快進撃を続け、SFではインドネシアの和井田理央、ファイナルでは元CT選手でハワイアンのキアヌ・アシングを倒して優勝。
ハイグレードのQSでは初めての優勝、キャリア最高の勝利を収めることに成功。

「このイベントでは勝つことに集中していた。目標を達成、今年は最高のスタートになったね。キアヌは本当にパワフルなサーフィンをしていたし、調子も良さそうだったから自分の仕事だけに集中したんだ。それが上手くいったのさ。このビーチにいる人々の応援も嬉しかった。素晴らしいサポートをしてくれた日本のクルー全員にも感謝したい。本当に嬉しいよ」

2020112wsl1
表彰台ではスポンサーのCoronaシャワーを浴びた
PHOTO: © WSL/Hain

『2019 ISA World Surfing Games』では和井田理央と最後まで2020年東京オリンピックのアジア枠をかけて争い、暫定的ながら代表の資格を得た村上舜。
今回の和井田理央との勝負は非常に波数が少なく、二人合わせても3本しか波に乗っていないような状況ながら、勝負強さを見せていました。
キアヌとのファイナルでは最初に7.67をスコアしてヒートをリード。5.50のバックアップスコアを重ねて逃げ切ることに成功しました。

昨年はQSをフル参戦したものの、思うような結果を残せずにランキング169位。
しかし、10月開催の『white buffalo HYUGA PRO』は1,000ながら優勝してその勢いが今年も良い流れとして持続。

最後の日本語でのメッセージでは、「今年はクオリファイを目指して頑張ります」と話していた村上舜。
オリンピックでの活躍を期待すると同時に決して夢の舞台ではないCT入りをかけた一年にも注目していきましょう!

ウィメンズはブリッサ・ヘネシーが優勝!

2020112wsl4
PHOTO: © WSL/Hain

ウィメンズはファイナルデイに黒川日菜子、野中美波の二人の日本人選手が残っていましたが、共にSFで敗退。
それでもこのグレードの3位は都筑有夢路に続く日本人女子のCT入りに大きな助けになることは間違いありません。

ファイナルはCT選手のブリッサ・ヘネシー(CRI)、元ワールドジュニアのチャンピオンのヴァヒネ・フィエロ(FRA)が対戦。
序盤はヴァヒネが主導権を握っていたものの、最後に6.50をスコアしたブリッサが逆転勝利。
ハイグレードでは初の優勝、昨年QSランキングからのリクオリファイとなった彼女にとって年初の5,000ポイントは大きな一歩でしょう。

「このイベントで優勝出来て興奮しているわ。こんなスタートを切れて最高の気分よ。ヴァヒネとファイナルを戦うのは特別だった。最高に調子が良さそうだった彼女と戦うことが出来て本当に嬉しいわ。母とモリー・ピックラム(昨年のオーストラリアジュニアチャンピオン)と一緒にここに来れて良かったし、とても楽しかった。彼女のおかげで神経質にならずに済んだわよ(笑) 今回はリズムに乗るのが難しかったわね。正しいローテーションにハマらなかった時にそれを取り戻すのが困難な状況だった。海が味方をしてくれたことに感謝している」

2020112wsl6
ブリッサ・ヘネシー
PHOTO: © WSL/Hain

2019年のCTランキングから2020年東京オリンピックのコスタリカ代表が決定しているブリッサ。
まだ20歳の彼女にとって人生最大の一年になりそうです。

「今年最も目指していることは、自分の決定にコミットすること。私は本当に優柔不断なの(笑) 今を大切に生きたい。これは旅であり、マラソンのようなものよ。決して短距離レースではないのよ。私はそのプロセスを楽しみたいの」

なお、次のQSは1月18日〜28日にオアフ島・サンセットビーチで開催される1,000『Sunset Open』
ノースショアでは5,000『Volcom Pipe Pro』も控えており、同時にオーストラリアレッグも始まります。

『Corona Open China hosted by Wanning』結果
1位 村上舜(JPN)
2位 キアヌ・アシング(HAW)
3位 パトリック・グダスカス(USA)、和井田理央(IDN)

ウィメンズ
1位 ブリッサ・ヘネシー(CRI)
2位 ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
3位 黒川日菜子(JPN)、野中美波(JPN)

WSL公式サイト


※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。