湘南藤沢エリア
2020-01-15 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
今週も宜しくお願いします!

通年ですと「寒冷の候」などという季節の挨拶を使う時期ですが、今のところ、日本列島は40年ぶりとも言われる暖冬が続いています。
そのお陰か?連休の海は多くのサーファーで賑わって居ました。
先週(1/6週)からの海の様子は、8日から9日にかけて、前線を伴い発達した低気圧が東日本を通過し、2日連続でオーバーヘッドの波をもたらしてくれましたが、波が持ったのは10日(金)まで。
その後は安定の小波続きでした。。。
今回の地形チェック日1/13(祝日)は、朝はオフショアでしたが、お昼過ぎにゆるいオンショアとなり、その影響もあり、西寄りの波とうねりが引きの時間に重なり、予想以上にサイズアップ!
藤沢全域でサーフィン可能なコンディションとなりました。
地形は若干変化した模様で、大まかには、地形が良さそうだったのは、スケートパーク~東側:水族館前までの広いエリア。
そして、深くなってしまって良くなかったのが、地下道前~船前です。。。
それでは、地形レポートです!
今回は、1/13(月)のタイド表潮位が84~95cm表記で、中潮のロータイドの時間帯だった12:10~13:25に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
チェック時の波は、緩いオンショアが入った腿~腹でした。
【第二駐車場前】
少し地形が深く、セット以外はブレイクしませんでした。


県立辻堂海浜公園側は、ちょっと地形悪化です。

潮が更に更に大きく引けば、変化があると思いますが、日中は当面あまり大きく引かない日が続きますので。。。
【辻堂橋前】
辻堂の中では、地形が安定して良いです。

県立辻堂海浜公園側は、ちょっと悪化です。
サンドバーがないので、県立辻堂海浜公園から第二駐車場前まで、サーファーは数名しかいませんでした。
【辻堂正面】
正面と左側は、地形が若干悪化で、ちょっと深くなっている感じです。

もう少しうねりにサイズがあれば、変化があると思います。
船前側(右側)の地形は良好で、

【湘洋中前】
右側の地形は引き続き良好で、十分にサーフィン可能です。

左側は、隣のスエヒロとサンドバーを共用中。

【スエヒロ】
右側は、隣の湘洋中前とサンドバーを共用中。

左江ノ島側から地下道右側の地形はやや深く、

【地下道前】
正面から江ノ島寄りの船前までの地形が悪く、全く乗りしろがありません。
そんな訳でサーファーは数名のみ。

もう少しサイズがあれば、変化あると思います。
【スケートパーク】
河口側の地形が、引き続き好調を保っています。


スケパー前全域で、サーフィン可能な地形です。
混雑が激しいので、譲り合いの気持ちを忘れず、ルール/マナーを守りましょう。
【鵠沼】
引地川河口~銅像前の地形は引き続き復活し続け、十分サーフィン可能です。

銅像前~アフリカホテル前の地形は、


この付近の混雑が藤沢一激しいので、譲り合いの気持ちを忘れずに!ルール/マナー厳守でお願いします。
【水族館前】
全般的に引き続き良好な地形を保っています。
ウッドデッキ前はロングボードに最適な切れ目のある波がブレイクしていました。



片瀬海岸西浜は、江ノ島側に行くほどサイズ小さくなりますので、

波情報の概況/予報でウネリの向きと、タイドで潮周りを活用して、良い波を当ててください。
今回の地形レポートは以上になります。
今年の冬は例年に比べ、かなり暖かいことを実感します。
現在の湘南でお薦めのウエットスーツは、ノンジップやフロントジップなどの、水が入りにくい3MMのフルスーツにブーツの着用です。
このまま春が来ることはないので、外気温の低い早朝には、真冬用の4ミリのセミドライやノンジップとブーツ、もちろん天気の悪い日、風の強い日には、体を冷やさないようにヘッドキャップとグローブも着用をお勧めします。
暖かい日が続いていますが、インフルエンザや肺炎の流行の兆しがあると聞きました。
時節柄、風邪などひかないようにお過ごしください。
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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