湘南藤沢エリア
2020-01-22 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
今週も宜しくお願いします!

大寒の候、皆様はいかがお過ごしですか。
先週末は暦の上では大寒を迎えましたが、大寒を感じさせない、暖かな週末を過ごした方も多かったはず。

しかし週明けの月曜日(1/20)からは、大寒らしい寒い朝を迎えました。

大きく寒いと書くだけあって納得です。
しかし例年と比べると、体感的にも、実際の気温からも、まだまだ暖冬の印象です。
さて、波の方ですが、先週(1/13週)後半からコンスタントにサーフィンできている湘南藤沢。
地形チェックした1月20日(月)も、夜吹いていた南西風のうねりと、低気圧の影響による弱い東ウネリで、小波ながらサーフィンできるコンディションが続きました。
肝心の地形は、全体的にあまり変化していません。
かなり大雑把に言うと、良いのは引地川河口からスケートパークのエリア。
深くなってしまって良くないのが、地下道前です。
今回は、1/20(月)のタイド表の潮位が、94cm~104cm表記(若潮)のミドル~多めタイドの時間帯だった、7:30~9:30に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
オフショアの膝腰腹での地形チェックとなりました。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】



正面が少し深めなので、徒歩で海浜公園側への移動もオススメです。
【辻堂橋前】
橋前の地形は安定して良いです。

しかし、橋前右側の地形は悪化中。。。
海浜公園前まで歩けば、サンドバーがありますし人も少ないので、徒歩での移動をオススメします。
【辻堂正面】
正面~左側は、引き続きちょっと地形が深い感じです。


因みに前任の畑プロ、

【湘洋中前】
右側の地形は引き続き良好で、十分にサーフィン可能です。

左側は、ちょっと沖の地形が深めで、

【スエヒロ】
週明け/月曜日/早朝→気温摂氏4度でサーフィンする人は皆無。
ちょっと深めで岸よりのブレイクながら、しばらく見ていましたが、十分にサーフィン可能でした。

【地下道前】
トイレ前~地下道前の地形は悪いです。


隣のスケートパーク右側の地形が悪くないので、こちらへの移動をお勧めします。
【スケートパーク】


スケパー前は全域でサーフィン可能です。
【鵠沼】
引地川河口~銅像前の良い地形は継続中です。


銅像前~アフリカホテル前は遠浅なので、

【水族館前】
全体的に引き続き良好な地形を保っています。


ウッドデッキ前は、風の名残で波の間隔の短い、よれた、つかみにくそうな波でした。


どこのピークでサーフィンするのか?事前に決めて海に入ることをお勧めします。
偶然ではなく、必然で乗る波を決めましょう。
今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温です。
今年の冬は例年に比べ、水温が暖かいことを実感しております。
暦の上では大寒を迎えた先週末でも、3ミリのフロントジップで全く問題ありませんでしたので。
現在、湘南でお薦めのウエットスーツは、ノンジップやフロントジップなどの、水が入りにくい3MMにブーツの着用でしょうか。
寒がりの方や、長時間サーフィンを楽しみたい方は、真冬用の4ミリのセミドライをご準備ください。
因みに、東北や北海道のサーファーは、気温や水温に合わせて、ヘッドキャップ/ブーツ/グローブの様々なタイプを使い分けて体温調整しています。
本格的な冬の訪れです。
風邪などひかないよう、これらも是非お試しください。
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