南房総エリア
2020-01-23 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

南岸低気圧の通過に伴い、18日(土)から急激にサイズUPした南房総エリア。
その後北寄りのバックスエルが炸裂し、数日に渡りクローズアウトとなりましたが、取材時の一昨日(21日)辺りから、ようやく落ち着き出しました。とは言っても、中・上級者限定のハードコンディションでしたが・・・。
と言う事で、「地形レポート(1/21火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
通過した南岸低気圧のバックスエルにより、クローズアウトが続き地形の上向きを期待しましたが、以前から続いている「インサイド~ミドル手前が若干深目な地形」に、残念ながら変化は見られませんでした・・・。
取材時はまだサイズが残っていましたので、厚目ながら乗れそうなコンディションでした。
・1月21日(火)、ロータイド約30分後の監視所側。

引き続きお勧めの潮回りは、ロータイドからの上げ込み~ミドルタイド迄となります。
そして教習所側。
こちらは前回(1/16)の更新レポートで「以前より更に深目になってしまった様です」とお伝えしましたが、前述したクローズアウトにより、砂が動いた様でミドルでの反応が良くなっていました。
・1月21日(火)、ロータイド約30後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらはサイズがまだかなり残っており、時折入るセットはクローズ気味でした。
しばらく続いている「インサイド~ミドル辺りが深目な地形」ですが、正面・左寄りは改善された様でミドルでの反応も良く、その後スープもインサイド迄続いていました。
残念ながら右寄りは、まだ深目のままの様でしたが・・・。
・1月21日(火)、ロータイド約40分後の正面。




そして和田方面『花籠』。
正面はインサイド~ミドル手前辺りが、まだ深目のままでしたが、連日のクローズアウトにより岸寄りの砂が動いた様で、河口の左寄りに新たなバンクが出来ていました。
・1月21日(火)、ロータイド約50分後の花籠正面。


続いて『大原駐車場前』。
前回(1/16)更新レポートで「ミドル付近が深目になり反応が鈍くなった」とお伝えしましたが、また「遠浅な地形に戻った」様で、むしろミドル付近が浅過ぎるのか、速目なワイドブレークが目立ちました。
・1月21日(火)、ロータイド約1時間後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも前回(1/16)レポートで「ミドル付近が深目に変化した」とお伝えしましたが、今回のクローズアウトにより、浅目に変化した様です。
ファーストブレークの後、ウネリに戻りスープも消えていましたので、この辺りは逆に深目になってしまった様です。
サイズが落ち着いてからではないと、分かりかねる部分も有りますので、その辺りは次回(1/27W)のレポートで、詳しくお伝え出来ればと思います。
・1月21日(火)、ロータイド約1時間10分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらもサイズがかなり有り、通常のブレークポイントよりもアウトで反応していましたので、落ち着いてからじゃないと断言は出来ませんが「インサイド~ミドル手前が深目な地形」に変化は見られませんでした。
・1月21日(火)、ロータイド約1時間10分後のS&S寄り。

以上が、今週(1/21チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
私事で恐縮ですが、極寒に見舞われた18日(土)に今シーズン初の「ブーツ」を着用しました。
まだ、ノーブーツの方も目立つ南房総エリアですが、身体に冷えは大敵ですので「セミドライ」+「ブーツ」をお勧めします。
今回は以上となります。
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