南房総エリア
2020-01-30 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(1/23)更新レポートの冒頭で「南岸低気圧」の影響により、しばらくクローズアウトコンディションが続いたと記しましたが、今回(1/28)の取材時も「南岸低気圧」の接近に伴い、全域に渡りクローズアウトで各ポイント共サーファーの姿は有りませんでした。
春先に荒天になる事は良く有りますが、1月にこの様な状況になったのは私の記憶に無いです。やはりこれも地球温暖化等の影響による「気候変動」なのでしょうか・・・。
と言う事で、「地形レポート(1/28火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
取材時は「クローズアウト」とまではなってはいませんでしたが、時間が経つに連れ波数も多くなり、昼過ぎには完全にクローズしてしまいました。
このサイズでもスープが消えがちでしたので、以前と変わらずインサイド~ミドル辺りが若干深目な地形の様です。
・1月28日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらもミドルでの反応は良いですが、インサイドに向かうに連れ深目になっている様でスープがウネリに戻りがちでした。
両ピーク共、インサイド寄りの砂が削られ「すり鉢状」になっている様です。
・1月28日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらはすでにクローズ状態でしたが、アウト・ミドルでの反応も良くスープもウネリに戻る事無くインサイド迄続いていましたので、3ピーク共まずまずの地形となっている様でした。
前回(1/23)更新時に「右寄りはまだ深目のまま」とお伝えしましたが、こちらも改善された様に見受けられました!
・1月28日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。




そして和田方面『花籠』。
今回の取材時は雨で川が流れ河口から注いでいましたので、深目なインサイドの地形が改善され事を期待したいところです・・・。
・1月28日(火)、花籠河口付近。

・1月28日(火)、ハイタイド約2時間20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも完全なクローズアウト状態でしたが、スープの感じからして前回(1/23)更新時と変わらず、引き続き「遠浅な地形」をキープしている様です。
・1月28日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
まずは前回(1/23)更新時に今回に持ち越した「ミドル付近が浅目になったかどうか」と「インサイド~ミドル手前が深目になった!?」の宿題ですが、先日(24日)こちらで、胸前後のコンディションの時に入りましたが、インサイド寄りは胸位迄浸かる程深く、しばらくパドルすると背が立つ程浅くなっていましたので、インサイド~ミドル手前が深目で、ミドル付近が浅目の地形なのは間違い無い様です。
今回はクローズアウトコンディションでしたので、スープの状態からの判断になりますが、やはりインサイド寄りが深目に見受けられました。
・1月28日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらもスープの状態からの判断となりますが「インサイド~ミドル手前が深目な地形」に変化は感じられませんでした。
・1月28日(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(1/28チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
水温は16°前後で推移していますので、引き続き「セミドライ」+「ブーツ」の組み合わせをお勧めします。
今回は以上となります。
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