湘南藤沢エリア
2020-01-30 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
今週も宜しくお願いします!

「厳冬の候」、皆様はいかがお過ごしですか。
地形チェックの1/28(火)は大寒らしい冷たい雨の朝を迎え、凍える小雨の中の地形チェックとなりました。

春のような日を迎え、天気予報の週間予報を見ても、すでに春のお訪れが感じられます。。。
1/28(火)は、前線を伴った低気圧の南岸通過により、南東~東うねりがアップし、高気圧から前線に向けて強い北東風が吹き付ける厳しいコンディションとなりました。
低気圧の通過に伴い、波の方も急激にアップしました。
安定の小波ながら昼の潮回りが良く、コンスタントにサーフィンできていた湘南藤沢ですが、特筆するほどの良い地形はありませんが、ほぼ全域でサーフィンは可能です。
大まかには、地形が良いのは水族館前~ウッドデッキ前のエリア。
良くないのが、辻堂正面と潮が引いている時間帯の銅像前です。
今回は、1/28(火)のタイド表の潮位が89cm-70cm表記(中潮)のロータイドの時間帯だった10:30~12:00に、全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
レポートのチェック時のコンディションですが、風は強いオフショア。
波のサイズは、腰胸肩での地形チェックとなりましたが、強い北東風と東うねりの影響で、レフトハンダーの掘れた波が多かった印象ですが、ウネリと風の方向が変わると、レフトハンダーの掘れた波はなくなりそうですので、悪しからず。。。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
【第二駐車場前】
第二駐車場前正面は、地形が少し深い印象ですが、エリア全域でサーフィン可能です。



【辻堂橋前】
引き続き辻堂橋前の地形が安定して良いです。


海浜公園前、更に第2駐車場方面にもサンドバーがありますし、人も少ないので、徒歩で移動するのも良いかと。。。
【辻堂正面】
地形が悪化傾向です。。。
このエリアでは、サイズは一番ありましたが、超高速ダンパーが多く、乗りしろがありませんでした。

(湘南藤沢ローカルの定説として、東うねりはレフトが良くなると言われるが、この日は違いました)

船前側から橋前の地形は良好で、十分にサーフィン可能ですので、皆移動しているようでした。
【湘洋中前】
右側の地形は引き続き良好で、十分にサーフィン可能です。

【スエヒロ】
地形とうねりの方向が、マッチしていて良さそうでした。


【地下道前】
トイレ前~地下道正面の地形が回復傾向で、十分にサーフィン可能でした。



【スケートパーク】
河口側の地形が引き続き好調を保っています。

【銅像前】
引地川河口~銅像前の地形は悪化傾向でした。。。


アフリカホテル前も切れたミドルサイズの波を掴むのは大変そうで、

または、ウネリと風の方向が変われば、ブレイクも一気に変わることも予想されますので、引き続きのチェックはお願いします。
【水族館前】
全般的に引き続き良好な地形を保って、ロングボードであれば十分にサーフィン可能です。



どうぞお試しください。
今回の地形レポートは以上になります。
さて、水温=ウエットスーツですが、現在の湘南は、ノンジップやフロントジップなどの水が入りにくい3MMにブーツの着用をお勧めします。
更に、寒がりの方や長時間サーフィンを楽しみたい方は、真冬用の4ミリのセミドライやノンジップを着用ください。
気候は少し春めいてきましたが、まだしばらくは冬のフル装備です。
来週(2/3)には二十四節気の「立春」を迎えます。
まだまだ寒さの厳しい時期ではありますが、徐々に日は伸び、南から梅の花が咲き始める頃でもありますので、もう一息辛抱しましょう。
また、巷ではインフルエンザに加えて、例の感染症まで。。。手洗い/うがいを励行し、お過ごしください。
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