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QS5,000『Volcom Pipe Pro』クライマックス間近!

2020-01-31 更新
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松岡慧斗
PHOTO:© WSL/Heff

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が4度、ケリー・スレーター(USA)が2度も優勝経験があり、昨年はジャック・ロビンソン(AUS)が優勝した『Volcom Pipe Pro』が今年もパイプラインで開催。
現地時間1月30日にコンテスト2日目を迎え、公式6-8ftレンジのグッドコンディションでR3のH13まで進行しました。

日本人選手は3名がラウンドアップ



今イベントには多くの日本人選手が参加。
R3では昨年の『Sunset Pro Junior』で優勝した金沢呂偉がH1でバックドアのバレルをメイクしてローカルのマカイ・マクナマラと共にラウンドアップ。
H9ではタヒチのアップカマーで終了したばかりのQS1,000『Sunset Open』で2位に入ったカウリ・ヴァーストなどを相手に大橋海人が1位通過。
波が不安定となった最終ヒートでは西慶次郎がヒートのベストウェーブを掴み、1位通過でR3進出を決めています。

R3の残りヒートには村上舜、松岡慧斗、安室丈、河谷佐助がクレジットされています。

ブラジリアンがハイエストヒートスコア

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ジェロニモ・ヴァーガス
PHOTO:© WSL/Heff

この日のハイエストスコア、並びにハイエストスコアを出したのはブラジリアンのダークホース、ジェロニモ・ヴァーガス。
2018年を除くと万年3桁台のQSランキングのジェロニモがバックドアで完全にバレルの中に姿を消してから出口を見つけ、8.93をスコア。
胸部の負傷で半年間海から遠ざかっていた後の活躍に本人はもちろん、サポーターも興奮していました。

Volcomライダー8名によるラストチャンスヒート

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カラニ・チャップマン
PHOTO:© WSL/Saguibo

この日はR3からのシード権を得るためのVolcomライダー8名によるラストチャンスヒートが行われ、ベテランのカラニ・チャップマン(HAW)がライアン・バーチ(USA)などの強豪を相手に序盤からパイプラインのバレルをメイクしてシード権を獲得。

「難しいヒートだったよ。他7名の友人は全員がパイプラインのスペシャリスト。何名かは本当に良いライディングをしていたから、もし彼らがメイクしていたら、勝利を手に入れていただろうね。自分は幸運にも勝つことが出来た。本当に嬉しいよ」

カラニは2017年1月にパイプラインでワイプアウトの際に頭を強打する重症を負い、コンテストからも離れていました。

「特にパイプラインでのコンテストが大好きなんだ。ここでは波が勝敗を左右する。適切な波を選ぶことが出来ればヒートに勝てるんだ。再びコンテストジャージを着て勝ちたいと思うのは良い気分だね。久々のヒート、波もとても良かったし興奮したよ。あの強烈なワイプアウトがあったからこそ、母なる自然と一緒に仕事をするのは、凄いエキサティングさ」

カラニはR3で村上舜、松岡慧斗とのH14に入ることになります。

コンテスト3日目の注目選手

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PHOTO:© WSL/Heff

オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると現地時間1月31日は新しいソリッドな西北西ウネリが入る予報。
今のところ続けてコンテストが進行して2月1日がファイナルデイになる可能性があります。

R4からはトップシードが登場。

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を始め、ディフェンディングチャンピオンのジャック・ロビンソン(AUS)、セス・モニーツ(HAW)、ヤゴ・ドラ(BRA)などがクレジット。

特にジョン・ジョンは2013年からのスポンサー「Hurley」から離脱したばかりのため、新しいスポンサーの動向などに注目が集まりそう。



『Pro Taghazout Bay』はナット・ヤングが優勝!

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ナット・ヤング
PHOTO:© WSL/Masurel

モロッコ南部のタガズートベイで開催されていたQS5,000『Pro Taghazout Bay』はメイン会場の「アンカーポイント」で現地時間1月30日にファイナルデイを迎え、元CT選手のナット・ヤング(USA)が優勝。
2位はダークホースのアロンソ・コレア(PER)、3位にポルトガルの強豪、ヴァスコ・リべイロ&フレデリコ・モライスが入っていました。

五十嵐カノア(JPN)はQFでナットに敗れて5位でフィニッシュしています。

『Pro Taghazout Bay』結果
1位 ナット・ヤング(USA)
2位 アロンソ・コレア(PER)
3位 ヴァスコ・リべイロ(PRT)、フレデリコ・モライス(PRT)

WSL公式サイト



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