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ブラジルのビーチでアプリ利用のレンタルサーフボードサービスがスタート(WSMコラム)

2020-02-22 更新
Red_Bull_Surfboards_Rental
via youtube

今やメンズのワールドツアーを席巻しているブラジリアンサーファーたち。国別で見れば、メンズCTサーファーは11名とトップです。

また、過去6年においてブラジリアンがワールドタイトルを獲得した回数は4回と圧倒的な強さを誇っています。

そんなブラジルなのでサーフィン人気は高く(数年前にはすでにサッカーに次ぐ人気スポーツと言われたほど)、サーフィン関連の新たな試みが行われても不思議ではありません。

そのタイミングにして、レッドブル、広告代理店「DPZ&T」、シェアリング電動スクーター企業「Grow」の三社が、リオデジャネイロの4つのビーチにて、4週間に渡ってレンタルサーフボードサービスを行うと発表。

専用のスマホアプリを使用。20分に付き5レアル(約125円)のレンタルボード


どのようなサービスかと言うと、ビーチにはサーフボードを保管した透明のロッカーを設置。

このロッカーは施錠されていて、ロックを解除するには専用のスマホアプリを使用するというモダンなレンタルサービス。

ただし、完全なる無人レンタルサービスというわけではなく、現場にはアシスタントが数名待機しているとのこと。

サーフボードをロッカーから取り出した後、自分の荷物をサーフボードに代わってロッカーに保管することになるので、アシスタントからロッカーの鍵が手渡されるそうです。

ロッカーの開け閉めがスマホ経由のみとなれば、サーフィン中のスマホの保管が問題になるので当然と言えば当然ですね。

レンタルサーフボードは1種類のみとなっていて、サイズは長さが6’4"でリッター値は37.2と言う事で、基本的にはビギナー向けボード。

中上級者であれば自分のサーフボードを使いたいので、ビギナー向けというのは上手いターゲット選びですね。

利用料金の支払いは、専用アプリに登録したクレジットカード経由で行われ、20分に付き5レアル(約125円)とのこと。

なんともユニークと言えるレンタルサーフボード。今回は期間限定の実験的な試みのようですが、もしかしたらワールドスタンダードになるかも!?しれません。


参照記事「There's something new in Rio: board rental by application



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