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『Noosa Longboard Open』ファイナルデイを戦うメンバーが決定!

2020-02-25 更新
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(ホノルア・ブロムフィルド)
PHOTO:© WSL/Gleeson

現地時間2月24日、オーストラリア・ヌーサで開催中の『Noosa Longboard Open』は3日目を迎え、ファイナルデイを戦うメンバーが決定。

この日もメイン会場のファーストポイントはコンディションが整わず、手前のビーチブレイク、「メインビーチ」で進行。
更に大雨でヒートが中断される場面もありましたが、トップシードが登場したRound of 24からは一段とヒートアップ。

ウィメンズではワールドチャンピオンのホノルア・ブロムフィルド(HAW)が美しいレールワークでレフト・ライト共に華麗なライディングを披露。
8.33のハイエストスコアを出すなど3度目のワールドタイトル獲得に向けて最高のスタートを切っています。

「良い波を見つけるのは難しいコンディションだけど、ヌーサ滞在を本当に楽しんでいるわ。何年もここに通い、大好きになった。波が良くなくても美しい場所よ。ワールドチャンピオンについてはあまり考えていないの。新たな年に新たなサーファー、私も気持ちを入れ替えて過去ではなく、未来に焦点を合わせているわ。嬉しいことにハワイの若い女性が大活躍している。みんな優れた能力を持っているし、WSLのジャッジ基準がその才能を評価しているのは素晴らしいわね」

その他、Round of 24ではサリー・コーヘンを始め、合計6名のハワイアンがラウンドアップ。
ディフェンディングチャンピオンのクロエ・カルモン(BRA)、レイチェル・ティリー(USA)、田岡なつみもRound of 16に進出。

Round of 16でもハワイアンの活躍が目立ち、ホノルアの他、ケリス・カレオパア、ソフィア・コーヘーンがベスト8入りを果たしています。
田岡なつみはこのラウンドで敗退。

メンズは元ワールドチャンピオンが揃ってラウンドアップ!

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(ハリソン・ローチ)
PHOTO:© WSL/Bennett

メンズサイドでもRound of 24からトップシードが登場。

残念ながらディフェンディングチャンピオン、並びにワールドチャンピオンのジャスティン・クインタル(USA)は欠場していますが、スティーブン・ソーヤー(ZAF)、テイラー・ジェンセン(USA)、ピッコロ・クレメンテ(PER)
そして、ジョエル・チューダー(USA)と元ワールドチャンピオンが揃ってラウンドアップ。

その他、デヴォン・ハワードがツアーディレクターに就任してフォーマットが一新された昨年からツアーに参加しているローカルのハリソン・ローチが活躍。
Round of 16ではメンズのハイエストとなる8.00をスコア。
フロントサイドでのスムースなトリミングからハングテン、長いハングファイブ、スタイリッシュなターンまでメイクしていました。

「ジョシュ(同じローカル仲間)との戦いは永遠のように感じたよ。ホームのイベントで彼と同ヒートになって良かった。今のところ良い感じだね。この波で多くの時間を費やしているから、微妙な波と長く続く波との違いを見分けるのも把握してリズムも合っている。ジャスティン・クインタルは素晴らしいライバルであり、常に強敵さ。彼がいないのは残念だけど、みんなにとっては良いことかもね(笑) この波は昨年よりも自分に合っているし、チャンスはある」

シングルフィン回帰となっているロングボードのワールドツアー。
特に今回のヌーサは大半の選手がシングルフィンを利用、その中でもハリソンのライディングは際立っています。
コンテストに興味がない方でも、彼のスタイルを見る価値は十分にあるでしょう。

WSL公式サイト


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