南房総エリア
2020-02-27 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先週末の2月22日に関東地方でも「春一番」が観測されたと発表が有りました。元々温暖な南房総に暮らしていて「春が待ち遠しい」等と言ったら、寒冷地にお住まいの方に笑われそうですが「セミドライ」から開放されるのも、あと一ヶ月余りとなりましたので健康に留意しながら、サーフィンに励みたいと思う今日この頃です・・・。
と言う事で、「地形レポート(2/25火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
引き続きミドル付近は深目なままですが、インサイド~ミドル手前は浅目になっている様で、小さなウネリにも反応していました。
また、腹以上のサイズで潮の少な目な時間帯でしたら、ミドルでも反応しますので、そこ迄悪い地形では無さそうです・・・。
・2月25日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
前回(19日)更新レポートで「ミドル付近のバンクは健在」とお伝えしましたが、今回の取材時は潮の少な目な時間帯にも関わらず、ミドルをスルーしてインサイド寄りのブレークしか有りませんでしたので、残念ながらこの辺りが深目に変化してしまった様です。
・2月25日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
しばらく安定した地形をキープしていましたが、今回の取材時を見る限りインサイド~ミドル付近迄が、かなり深目になってしまった様です。
それを裏付ける様に、岸寄りに砂がモッコリと堆積していました。
しばらくは、ある程度のサイズ(胸以上)で潮の少な目な時間帯でしか楽しめそうに無いですね。
そんな中でも正面が一番良さそうでした。
・2月25日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。




そして和田方面『花籠』。
・2月25日(火)、花籠河口付近。

ミドル付近のバンクは健在で、小さなウネリにもしっかりと反応していました。
ただし、その後ウネリに戻り消えてしまいましたので、この辺りは深目のままの様です。
・2月25日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
最近は当エリア内では、久しく安定した良い地形をキープしていますが、今回も正面を挟んで数箇所に渡りバンクが有り、ショルダーの張った良い波がブレークしていました!
ピークが分散しているのでそこ迄混雑感も無く、ここ最近は人気のスポットとなっています。
・2月25日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前正面。


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(19日更新分)レポートで「インサイド~ミドル手前が深目」とお伝えしましたが、今回を見る限りですが大分改善された様に見えました。
ファーストブレークの後、スープもウネリに戻ること無くインサイド迄続いていました。
・2月25日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、ミドルのバンクでは充分反応していましたが、その後はウネリに戻りがちでしたので、インサイド~ミドル手前が深目なのが伺えました・・・。
・2月25日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(2/25チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回(19日)は、今年一番の水温の低下で「グローブ」も必要とお伝えしましたが、その後水温は上昇して来ましたので「セミドライ」+「ブーツ」が有れば快適に過ごせると思います。
今回は以上となります。
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