湘南藤沢エリア
2020-02-27 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
先週(2/17週)は、インタースタイルの為お休み頂き、ご不便をおかけしてすみませんでした。。。
インタースタイル会場にて、今はWSLコメンテーターとしてお馴染みの元世界チャンピオン「マーチン・ポッター」と記念撮影。


陽ざしの明るさに、春の気配を感じるようになりました。
湘南藤沢では、寒桜(玉縄桜?)が、そろそろ見頃を迎えています。

その後落ち着いた、翌日の天皇誕生日振替休日(24日:月曜日)に地形チェックしてきました。
現在、藤沢の主なサーフスポットは、腰サイズのうねりがあれば、ほぼ全域でサーフィンは可能ですが、引地川から西のエリアは、春一番の強風でインサイドの地形が深くなり、ブレイクが続かないポイントが多くなってしまいました。。。
24日(月)の地形チェック時は、サイクリングロードが大砂で全面通行止め状態。
・辻堂橋前


概要的には、
地形が良いのは、水族館前~アフリカホテル前(銅像の東側)のエリア。
良くないのが、引地川から西の辻堂正面を除いた広いエリアです。
今回は、2/24(月)のタイド表の潮位が96cm→67cm表記(大潮)のミドル→ロータイドに動いていた8:15~9:40に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
強いオフショアの膝腰胸サイズでの地形チェックとなりました。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
【第二駐車場前】
全体的に、沖にサンドバーはありますが、インサイドの地形が深いようで、アウトで崩れた波が、インサイドまでコネクトしません。




【辻堂橋前】
長い間、好調を保っていた橋前正面の地形ですが、春一番で若干崩れました。。。
しかし、まだまだサーフィンは十分可能です。


【辻堂正面】
辻堂といえばこの方。前任の畑氏。

正面の地形は復活傾向で、このエリアでは一番いい地形です。

地形が回復してきたので、今後の混雑が予想されます。
譲り合いの気持ちを忘れず、ルール/マナーの厳守でお願いします。
【湘洋中前】
右側の地形は、インサイドがちょっと深くなり悪化傾向で、アウトサイドでブレイクした波は、なかなかインサイドまでコネクトしてくれません。


左側は、

【スエヒロ】
正面の地形は若干の悪化傾向ですが、全域で十分にサーフィンは可能でした。
特にアウトサイドの波を、大きめのボードでゆったり乗るなら、十分楽しめる地形です。


全体的に、沖側にサンドバーがあるものの、インサイドの地形が少し深いようです。
【地下道前】
右側のスエヒロ寄りは、若干悪化したようです。

しかし、地下道前右側とスエヒロ左側のアウトサイドなら、ロングボードで十分にサーフィンは可能です。
船前も、沖側にサンドバーはありますが、インサイドの地形が深く、乗り継ぐことが難しいです。

【スケートパーク】
引地川河口のライトハンダーの地形は、若干回復傾向ですが、

【銅像前】
引地川河口~銅像前の地形ですが、回復傾向で、切れ目もあり、十分にサーフィン可能です。

【水族館前】
全般的に、引き続き良好な地形を保っています。

特にウッドデッキ右側から、アフリカホテル前周辺では、


今回の地形レポートは以上になります。今回の地形レポートは以上になります。
これからの時期は、気温と水温の差にご注意下さい。
今年は例年に比べ、気温が高めな実感がありますが、春に向かい更に、暖かくなります。
がしかし、水温の方は、例年3月一杯までは冷たいはずです。
水温もぐっと上がるのは、4月中旬以降が一般的ですので、もう少しのご辛抱です。
さて、水温=ウエットスーツですが、もう少しの間、冬の装備をお勧めします。
残寒の日々ですが、海での万全な防寒対策で、お体を大切になさってください。
時節柄、一層のご自愛のほど。
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