南房総エリア
2020-03-05 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「春に3日の晴れなし」ということわざ通り、3月に入ってから目まぐるしく天気が変わっていますが、水温も外気も徐々に上昇傾向に有りますので「ウインターシーズン」の終焉も、もうそこ迄来ている南房総エリア。
ただ、心配なのが「コロナウイルス」ですね、学校が臨時休校になったり在宅勤務等が推奨されているせいか、例年に比べて平日でも、サーファーが多い様な気がします。海は屋根も壁も無く換気の良い開放されたスペースですので、有る意味一番安全という事でしょうか・・・。
と言う事で、「地形レポート(3/3火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(2/25)チェック時から一週間が経過しましたが、インサイド~ミドル手前が浅目で、ミドル付近が若干深目な地形に変化は見られませんでした。
・3月3日(火)、ハイタイド約1時間後の監視所側。

潮の少な目な時間帯ですと、ミドルでのバンクで反応して来ます。
そして教習所側。
こちらは全体的に深目な地形の様で、ある程度のサイズが無いとミドル~ミドル手前をスルーして、インサイドのショアーブレク気味のコンディションとなってしまいます。
今回のチエック時は、胸前後のサイズが有りましたので、厚目ながらなんとか乗れていました。
・3月3日(火)、ハイタイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
前回(2/27)更新レポートでお伝えした「インサイド~ミドル付近迄が深目な地形」に大きな変化は見られませんでしたが、今回のチェック時はサイズに助けられ、正面・左寄りはまずまずのコンディションでした。
ただし、右寄りはこのサイズでも反応が鈍くかなり深目なのが伺えました・・・。
・3月3日(火)、ハイタイド約1時間10分後の正面。

・3月3日(火)、ハイタイド約1時間10分後の右寄り。



そして和田方面『花籠』。
・3月3日(火)、花籠河口付近。

チック時は潮の多目な時間帯でしたが、ミドル付近のバンクでは厚目ながらアクションを入れて乗れていました。
ただし、その後ウネリに戻り消えてしまっていましたので、ミドル手前~インサイドにかけてがかなり深目な様でした・・・。
・3月3日(火)、ハイタイド約1時間20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
ここ数ヶ月に渡り安定した良い地形が続いていますが、今回も正面を挟んで左右に何箇所か良いバンクが有り、それぞれお好みのピークにサーファーは分散していました!
・3月3日(火)、ハイタイド約1時間30分後の大原駐車場前正面。


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
インサイド~ミドルにかけて全体的に浅目な地形に変化した様で、写真↓の様な波が数箇所でブレークしていました。スープもウネリに戻る事無く、インサイド迄続いていました。
・3月3日(火)、ハイタイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
ミドルのバンクでは充分反応していましたが、ファーストブレークの後ウネリに戻りがちでしたので、まだこの辺りが深めな地形に変化は無い様です。
それでも腹~胸前後のサイズが有れば、ミドルのバンクで充分楽しめますのでそこ迄深刻な状況では無さそうです。
・3月3日(火)、ハイタイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(3/3チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ最近は「ブーツ」を脱ぎ始めている方が目立つ様になりました、かくいう私も3月に入ってから素足です。
まあそこは個人差が有りますので、引き続き「セミドライ」+「ブーツ」をお勧め致します。
今回は以上となります。
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