湘南藤沢エリア
2020-03-05 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

桃の節句も過ぎ、いよいよ春ですね。
今週(3/2週)は週間予報が、あまり芳しくないので、サイズアップが期待できそうだった3月1日(日曜日)の午後に、地形チェックに行ってきました。
予想通り東海上を進む低気圧の影響で、多少サイズが上がり、地形の様子を細かくチェックすることができました。
現在の湘南藤沢の主なサーフスポットは、腰サイズのうねりがあれば、ほぼ全域でサーフィン可能です。
引き続き、引地川を挟んで東側は地形良好です。西のエリアは、春一番後にインサイドの地形が深くなり、ブレイクが続かないポイントが多くなってしまいました。
しかし、チェック時はサイズも上がり、引き潮とも重なり、前回チェックの時(2/24)よりもインサイドまで乗りつなげるポイントが増えました。
というわけで、藤沢は全体的に地形が若干の改善傾向です。
大雑把に言いますと、
地形が良いのは水族館前からアフリカホテル前(銅像の東側)のエリア。
良くないのがスケートパーク。。。
それでは、地形レポートです!
今回は、3月1日(日)のタイド表潮位が50cm→37cm表記で、小潮のロータイドの時間帯だった13:20~15:10に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
チェック時の波は、南東オンショアの膝腰胸サイズでした。
【第二駐車場前】
このエリアは沖側にサンドバーはありますが、インサイドが少し深い地形のようです。
アウトで崩れた波が、インサイドまでコネクトしません。
しかし、浄化センター前は、若干の地形改善を見せ、インサイドに乗り継ぐことのできる波もありました。

県立辻堂海浜公園側も沖側にサンドバーはありますが、インサイドが少し深いようです。

【辻堂橋前】
春一番で若干崩れた橋前正面の地形ですが、若干回復傾向です。



大きく引く潮の時間がお勧めです。
【辻堂正面】
地形が引き続き良好で、このエリアでは一番いい地形です。



譲り合いの気持ちを忘れず、ルールやマナー厳守でお願いします。
【湘洋中前】
右側の地形は若干の改善傾向です。


【スエヒロ】
正面の地形、沖側にサンドバーはありますが、インサイドの地形が深いようです。
しかしアウトサイドではで十分にサーフィン可能でした。


ショートボーダーが、インサイドで波まちしていないところは、地形が悪い目安になります。
【地下道前】
若干の改善傾向です。
エリア全体的に、沖側にサンドバーはあります。
インサイドの地形が少し深いですが、地下道前右側とスエヒロ左側のアウトサイドなら、ロングボードで十分にサーフィンは可能です。


潮が低い時間は、要チェックですね。

【スケートパーク】
引地川河口側の地形は良くありません。その分、混雑はありませんでしたが。。。

チェック時は、潮が引きすぎていたかもしれませんが、それを加味しても、地形は良くない印象でした。

【鵠沼】
銅像前の地形は安定傾向です。
引地川河口は、潮が引きすぎていたため、ブレイクが定まらない感じでしたが、

銅像前からホテルアフリカ前は、切れ目もあり、十分にサーフィン可能です。

【水族館前】
水族館前の地形も、良好を保っています。



今回の地形レポートは以上になります。
春を迎え、サーフィンのできる時間帯に、大きく潮が動くようになってきました。
サーフィン前に、波情報で潮位もチェックしましょう。その後のサーフィンの参考になると思います。
続いて、現在の湘南でお薦めのウエットスーツですが、3/1(日)朝の鵠沼の水温は15度でした。
海水温はまだまだ冬の冷たさですので、ノンジップやフロントジップなどの、水が入りにくい3ミリ~4ミリのセミドライとブーツをご用意ください。
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
花時は天候が不安定になりがちなので、体調には気をつけてくださいね。
海での防寒対策を十分にして、免疫力を落とさないようにしましょう。
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