南房総エリア
2020-03-12 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

9日(月)に房総半島に接近した南岸低気圧は、翌日の取材時10日(火)はそのまま房総沖に停滞し、その影響で2日間に渡りクローズアウトコンディションが続いた南房総エリア。そして、そのウネリが収まる間も無く、昨日(11日)未明に新たな低気圧の通過により、一部の風の合うポイントを除きクローズアウトとなっています。
まさに「春の嵐」といったところでしょうか・・・。
という事で「地形レポート(3/10火曜日チェック)」を、お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
冒頭でも述べた通り、クローズアウトコンディションでのチェックでしたので、流石にミドル付近でも反応していましたが厚目なブレークが目立ちましたので、ミドル付近が深目な地形に変化は無い様でした・・・。
・3月10日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
前回(3/5)更新レポートで「全体的に深目な地形の様」とお伝えしましたが、今回の取材時はミドルでの反応も良くスープもウネリに戻ること無くインサイド迄続いていましたので、全体的に浅目な地形に改善された!?のではと、期待が持てました。
・3月10日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは↓正面のミドル付近でのブレークで、一見すると乗れそうですが、一度セットが入り出すと遥かアウトからWオーバーの波が押し寄せ真っ白になっていました。このコンディションが落ち着いてからでは無いと正確な事は言えませんが、ファーストブレークの後スープもウネリに戻る事無くインサイド迄続いていましたので、前回迄の「インサイド~ミドル付近迄が深目な地形」は、改善された様に思えました。
・3月10日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。




そして和田方面『花籠』。
河口は引き続き右寄りに蛇行して注いでいましたので、正面の岸には砂がモッコリと溜まっていました。
・3月10日(火)、花籠河口付近。

やはり、こちらもこのコンディションが落ち着いてからでは無いと、正確な事は言えませんが「ミドル手前~インサイドにかけての深目な地形」が、改善されたのではと期待が持てました・・・。
・3月10日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
取材時は潮の少な目な時間帯という事も有り、インサイド~ミドル手前がかなり浅目でした。引き続き、遠浅な良い地形をキープしている様です。
・3月10日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前正面。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(3/5)更新レポートで「インサイド~ミドルにかけて全体的に浅目な地形に変化した様です」とお伝えし、今回はクローズコンディションでのチェックでしたが、引き続き全体的に浅目な地形となっている様でした。
・3月10日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
今迄ファーストブレークの後ウネリに戻りがちでしたが、今回の取材時を見る限り全体的に浅目な地形に変化した様に見えました。それがクローズアウトコンディションのせいなのかどうか、その辺りは次回のレポートで詳しくお伝え出来ればと思います。
・3月10日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。


以上が、今週(3/10チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは水温です。
ここ最近は、6~7割の方が「ノーブーツ」となりましたが、以前から申している通り、そこは個人差が有りますので「ブーツ」も、お持ちになれば快適に過ごせるかと思います。
では、また来週!!
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