湘南藤沢エリア
2020-03-12 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

例年より、早めの花の便りが北上する季節になりました。
ひと雨ごとに暖かくなり、春の訪れを感じる今日この頃です。
東海上を通過中だった低気圧からの東~南東うねりが届き出した、3月9日(月)の朝に、地形チェックしてきました。
北~北東の強風が吹く中、波はセットで肩サイズまで上がり、地形が良いスポットには人が集中する傾向にありました。
反対に地形が良くないとされているポイントには、サーファーはほとんどおらず、十分に波に乗ることのできるポイントも沢山ありました。
現在の湘南藤沢の主なサーフスポットは、腰サイズのうねりがあれば、ほぼ全域でサーフィンは可能ですので、サーフィンする前に、実際に「波を良く見て」から自分にあった場所を判断してサーフィンすることをお勧めします。
引き続き、銅像前~東側は地形良好です。
先週(3/2週)までは、引地川から西のエリアはインサイドの地形が深くなり、ブレイクが続かないポイントが多かったのですが、その後、地形が改善され、インサイドまで乗りつなげるポイントも現れています。
大まかには、良いのが銅像の東側のエリアと辻堂正面~辻堂船前。
良くないのは、スケートパークと地下道(船前は改善傾向)。。。
今回は、3/9(月)のタイド表の潮位が、68cm~58cm表記(大潮)のロータイドの時間帯だった、9:08~11:07に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
強めのオフショアで腰胸~肩サイズでした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
このエリアの地形は復活傾向です。
切れ目もあり、インサイドに乗り継ぐことのできる波もあり、

県立辻堂海浜公園側もロータイドの時間帯であれば、

【辻堂橋前】
辻堂橋前正面は、インサイドの地形が深く、ロータイドも重なり、

しかし、ミディアムサイズの波の中には、

タイドに合わせて、狙う波を選ぶと良いでしょう。
船前側は回復傾向で、

船前から辻堂正面は、引き続き要チェックですよ。
【辻堂正面】
辻堂正面の地形は、引き続き良好です。

西側の船前も、久しぶりに地形が回復した模様ですね。

譲り合いの気持ちを忘れず、ルールやマナーを厳守でお願いします。
【湘洋中前】
空いていました。チェック時は、全域で5名程度。


【スエヒロ】
こちらも全域で5名程度と、この辺りも空いていました。
ちょっとブレイクは早めでしたが、サーフィンは可能でした。

サイズがあったため、スープが消えずに乗りつなげる波も見受けられましたが。。。
【地下道前】
地下道前の地形は悪化傾向で、ここも空いていました。。。
ロータイドの時間も重なり、乗りしろがありませんでした。

周辺で唯一、船前の地形は改善して、乗りしろが十分にありました。

【スケートパーク】
引地川河口寄りの地形は若干の改善傾向で、これからは要チェックです。

チェック時は、潮が引きすぎていたかも知れませんが、それを加味しても、乗りしろが全く無く地形が良くない印象でした。
回復に期待しましょう。
【鵠沼】
銅像前の地形は安定傾向です。


引地川河口は潮が引きすぎていたため、波のチョイスが難しそうでしたが、

【水族館前】

特にウッドデッキ右側~旧アフリカホテル前周辺の地形が良いです。


譲り合いの気持ちを忘れずに、ルールやマナーの厳守でお願いします。
今回の地形レポートは以上になります。
サイズアップしている場合は、江ノ島側の片瀬西浜新堤防から、波をチェックすることお勧めします。

自分の実力にあったブレイクを見極めましょう。
海にに入る前に「波を良く見る」事は、今後のサーフィンの為になると思います。
さて、現在の水温です。
地形チェックの朝の鵠沼の水温は、先週(3/2週)と変わらずの15度で、海水温は、まだまだ冬の冷たさです。
現在、湘南でお薦めは、水が入りにくい3ミリ/4ミリのセミドライ、ノンジップ、フロントジップにブーツをご用意ください。
引き続き、海での防寒対策を十分にして、疲れを感じたら、しっかりと休んで、免疫力を落とさないようにしましょう。
では、時節柄、お身体ご自愛下さい。
なお、次回更新の来週(3/16週)は、スノーボードトリップのため、お休みを頂きます。
ご不便をおかけしますが予めご承知おきください。
よろしくお願い致します。
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