南房総エリア
2020-03-19 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

世界中に感染が広がり、収束のメドもたっていない「新型コロナウイルス」。
のどかな海辺の街に暮らす身としては、正直実感がイマイチ有りませんでしたが、ここに来て国内や海外のプロツアーを運営する団体が、コンテストを中止もしくは延期するとの発表を目にする度に、いよいよ身近なところにも影響が出て来た様です。
これから先が読めずに混沌としていますが、今の自分に出来ることは「keep Surfing」しか無いと改めて思う次第です・・・。
と言う事で、「地形レポート(3/17火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(3/10)チェック時のクローズアウトによる、地形の上向きは見られず、ココ最近はインサイドは深目でミドル手前で浅くなり、その後ミドル付近でまた深目になるデコボコな地形となっていますので、サイズが無く潮の多目な時間帯は、コンディションを大きく落としてしまいます。
・3月17日(火)、ハイタイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは前回(3/12)更新レポートで「全体的に深目な地形が改善され浅目になったのでは」とお伝えしましたが、そこ迄浅目にはなってはいない様で、潮の多目な時間帯は厚目のブレークが目立ちます。
監視所側よりはマシな状況ですが、サイズの無い時は厳しいですね・・・。
・3月17日(火)、ハイタイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
前回(3/10)はクローズアウトコンディションでのチェックでしたので、地形の正確な判断が出来かねましたが、今回(3/17)のチェック時は以前と変わらず「インサイド~ミドル付近が深目な地形」のままでした。
それでも、正面の反応が一番良さそうでした。
・3月17日(火)、ハイタイド約1時間10分後の正面。


・3月17日(火)、ハイタイド約1時間10分後の左寄り。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・3月17日(火)、花籠河口付近。

潮の多目な時間帯ながらミドル付近で反応していましたので、この辺りのバンクはキープされている様です。
ただし、ファーストブレークの後ウネリに戻り消えてしまう波がほとんどでしたので、以前と変わらずミドル手前は深目のままの様です・・・。
・3月17日(火)、ハイタイド約1時間20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
今回も地形の大きな変化は見られず、引き続きまずまずの良い地形をキープしている様です。
・3月17日(火)、ハイタイド約1時間30分後の大原駐車場前正面。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(3/10)チェック時のクローズアウトによる地形の悪化も見られず、引き続き「インサイド~ミドルにかけて全体的に浅目な地形」はキープされている様でした。
・3月17日(火)、ハイタイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらはファーストブレークで2アクションは入れて乗れていましたが、その後はウネリに戻りがちでしたので、やはりこの辺りがまだ深目のままの様ですね・・・。
・3月17日(火)、ハイタイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(3/17チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回(3/12)レポートで、6~7割の方が「ノーブーツ」となりましたとお伝えしましたが、「南西~西寄り」の強風が吹いた翌日は水温がかなり低下しますので、そんな日は「ブーツ」をお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
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