東京オリンピック選手選考の最終イベント 『2020 ISA World Surfing Games』が延期に...
2020-03-23 更新
Photo: ISA /Pablo Jimenez
世界中で感染拡大している新型コロナウィルス(COVID-19)を考慮してISA(インターナショナルサーフィンアソシエーション)はて中米・エルサルバドルで5月9日〜17日に開催予定だった 『2020 ISA World Surfing Games』、通称WSGの延期を現地時間3月22日に発表しました。
これはアスリート、ファン、スタッフ、役員、地域コミュニティの安全を考慮した末の判断で、エルサルバトル政府とも合意。
暫定的ながら6月6日〜14日に新しい開催日を設定しました。
サーフィンイベントではWSLが先に5月末までの全てのイベントのキャンセルまたは延期を発表。
オリンピックで連携しているISAも一致する形になりました。
東京オリンピックの選手選考の行方は？
Photo: ISA /Pablo Jimenez
『2020 ISA World Surfing Games』は東京オリンピックの選手選考の優先順位2番目の重要なイベントでもあります。
ISAによると東京オリンピックの計画に関してはIOC理事会の決定に留意すると共に今後数週間に渡り、選手選考の変更も含めてIOCと緊密な協議を続け、東京オリンピックの選手選考については緊急対応の可能性もあると公表。
ISAはイベント開催に向けて当局と公衆衛生の専門家から提供された情報を引き続き使用。
アスリートとチーム、『2020 ISA World Surfing Games』に関わる全ての人の安全がISAの最優先事項です。
ISAはエルサルバドルの協力と共にコロナウィルスの世界的な感染状況とエルサルバドル国内での感染状況を日々追跡し続け、4月20日にイベントが開催可能かどうかの再検討をするとのことです。
ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏の声明
Photo: ISA / Ben Reed
世界中のサーファーの心配を全て理解して同情しています。
このウィルスを封じ込めるために世界的な取り組み、対処をしています。
とても難しく、誰もが見通しが利かない時間を過ごしているからこそ、私達は海への愛と未来を信じてこれまで以上に団結しなければいけません。
私達は責任ある行動を取り、出来るだけ早く安全に海に戻れるように努力します。
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