湘南藤沢エリア
2020-03-27 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

暑さ寒さも彼岸までと申しますが、今年はことのほか春の訪れが早いようです。
桜(ソメイヨシノ)も、今週末(3/28)には見頃を迎えそうで、先週末(3/21)は、河村正美プロと散歩がてら桜の開花状況をチェックしてきました!

世の中の外出自粛ムードを受け、屋外アクティビティーが人気のようで、例年にも増して海は大混雑でした。
週明けの3月23日(月)の朝、強い北東が吹き風波の南うねりが弱まる中、地形チェックに行ってきました。
潮の低い時間帯のチェックとなりましたが、ブレイクしていないポイントもあったので、念のため翌24日(火)も、全域の地形をチェックしてきました。
現在の湘南藤沢の主なサーフスポットの地形は、若干崩れ気味で、腰サイズあれば引地川より東側(江ノ島方面)ではサーフィン可能ですが、引地川より西側では、ミドル~ハイタイドにサーフィンできるポイントが限られますのでご注意下さい。
地形の概要的には、
引き続き、銅像前より東側は良好です。
引地川から西のエリアは、インサイドの地形が深くなり、ブレイクが続かないポイントが多かった印象です。
今回は、3/23(月)のタイド表の潮位が60cm前後表記(大潮)のロータイドの時間帯だった9:00~10:40に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
(コンディション不良のため、翌24日(火)の同じような潮位の時間帯だった12:40~13:40にも再チェックしました)
強めのオフショアで膝腿サイズの地形チェックでした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
【第二駐車場前】


県立辻堂海浜公園側も同じような地形ですので、サイズのある日や、ロータイドの時間帯にチェックしてみましょう。
【辻堂橋前】
地形悪化傾向です。でも、県立辻堂海浜公園側にライダブルなピークは残っています。


【辻堂正面】
正面の地形はインサイドが深くなったようで、悪化傾向です。

【湘洋中前】
若干悪化傾向で、正面のインサイドが相変わらず深いですが、潮の少ない時間帯でしたら、テイクオフからワンターン程度は可能です。

湘洋中周辺は、全体的に薄っすらサンドバーは残っているので、サイズのある日は要チェックです。
【スエヒロ】
引地川の西側では一番良い地形で、十分にサーフィンは可能です。

譲り合いの気持ちを忘れず、ルールやマナー厳守でお願いします。
【地下道前】
地下道周辺の地形は悪化の一途を辿り、全く乗りしろがありませんでした。


【スケートパーク】
正面から西側は完全に地形が悪化しました。
チェック時のタイドだと、乗りしろが全くありませんでした。


もう少し乗りしろが出ると思います。
【銅像前】


銅像前より東側は地形良好で、銅像前~旧アフリカホテル前も、切れ目があり、十分にサーフィン可能でした。

譲り合いの気持ちを忘れず、ルールやマナー厳守でお願いします。
【水族館前】

旧アフリカホテル前から、ウッドデッキ周辺の地形も良く、藤沢一混雑しています。

また、春を迎え、水族館前の殿網地引網もスタートしました。

今回の地形レポートは以上になります。
さて、ウエットスーツ=水温ですが、地形チェック日の朝の鵠沼の水温は、先々週(3/9週)と変わらずの15度。
海水温はまだまだ冬の冷たさですね。。。
しかし、本格的な春の訪れで気温とともに、水温も徐々に上がる事が予想されます。
いよいよブーツを脱げる日も間近ですが、引き続き、海での防寒対策を十分にして下さい。
日増しに暖かくなってはきましたが、海はまだ少し冷えますので、お気を付けください。
サーフィン後に疲れを感じたら、しっかりと休んで、免疫力を落とさないようにしましょう。
思わぬ花冷えで、風邪など召されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
なお、私事で恐縮ですが、来週(3/30週)の更新は、遠方での結婚式に泊りがけで出席のため、お休みさせて頂きます。
次回更新は4/6週となりますので、予めご了承ください。
それでは!
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