南房総エリア
2020-04-02 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(3/26)更新後からぐずついた天気が続いていますが、今の菜の花が咲く頃に数日間続く雨の事を「菜種梅雨」というそうです。
以前は「春雨」というのが一般的だった気がしますが・・・。いずれにしても、冬と春の空気のせめぎ合いにより起こる現象で短期間で終わり、その後は気温も上昇し本格的な春を迎えるそうです。
現に3日(金)から週末にかけては、天気も良く気温も20度近く迄なるとの事ですので、あとは水温の上昇が待ち遠しい南房総エリアです・・・。
という事で「地形レポート(3/31火曜日チェック)」を、お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回のチェック時は、潮の多目な時間帯でしたのでミドル付近での反応は無く、ミドル手前の厚目なブレークのみでした。引き続きインサイド~ミドル手前が浅目で、ミドル付近が深目な地形となっている様です。
・3月31日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは以前に比べミドル付近の反応が上向いて来た様で、潮の多目な時間帯ながらブレークしていましたので、監視所側よりは、良さそうな地形となっています。スープもインサイド迄続いていましたので、この辺りも浅目な地形となっているのが伺えます・・・。
・3月31日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
残念ながら今回のチェック時も、インサイド~ミドル付近が深目な地形に変化は見られず、潮の多目な時間帯という事も有り、インサイドよりの厚目なブレークがほとんどでした。3ピーク共お勧めの潮回りは、ロータイド前後となります。
・3月31日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。

・3月31日(火)、ハイタイド約2時間10分後の右寄り。

・3月31日(火)、ハイタイド約2時間10分後の左寄り。


そして和田方面『花籠』。
・3月31日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

松林の小道を抜けた真正面から、わずか数十メートル右に行っただけですので、正面のコンディションが、今ヒトツの時等はお勧めです。
・3月31日(火)、ハイタイド約2時間20分後の花籠右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは引き続き、遠浅でまずまずの良い地形をキープしている様です。正面を挟んでバンクが2~3箇所は有るので、密集せずに分散され混雑の緩和にも一役買っています。
・3月31日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場前正面。


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今回のチェック時もインサイド~ミドルにかけて全体的に浅目な地形に変化は見られず、ショルダーの張った良い波がブレークしていました!
・3月31日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
潮の多目な時間帯ながら、ミドル付近のバンクでは何とか反応していましたが、ショルダーの張らない厚目のブレークが目立ちました。やはりまだ全体的に深目な地形に変化は無さそうです。
・3月31(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(3/31チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは水温です。
「海水温は外気に比べ遅れて上昇する」と前回も述べましたが、まさに今がその踏ん張りどころで「ブーツは必要ないです」と宣言出来かねますので、引き続き「セミドライ」「ブーツ」をお持ちになる事をお勧めします。
では、また来週!!
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