南房総エリア
2020-04-08 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

今の御時世どうしても避けては通れないのが「新型コロナウイルス」の感染拡大問題。
国内で三番目に感染者が多い(4月7日午前10時半現在)千葉県、今迄は都心に近い県北エリアに集中していましたが、先日南房総市で初の感染者が発生したとの報道が有り「まさかこんな田舎で!?」と言うのが正直な感じですが、小・中学校の休校も延長されたりと地元は大騒動。
更に昨日7日(火)には「緊急事態宣言」が発令され、千葉県もその対象地域に含まれていますが、「海は?」「サーフィンしても良いの?」等のワードが飛び交う最中、節度を持った行動をとりたいと思う次第です・・・。
と言う事で、「地形レポート(4/7火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回のチェック時も、以前から続いているインサイド~ミドル手前が浅目でミドル付近が深目な地形に、変化は見られませんでした。
・4月7日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらは前回(3/31)チェック時に比べ、ミドル付近が若干深目に変化した様で潮の多目な時間帯は反応が鈍く、コンディションを大きく落としてしまいます。両ピーク共、潮回りにコンディションが大きく左右されますので、その辺りを考慮してお楽しみ下さい。
・4月7日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回のチェック時はほぼロータイド時でしたので、インサイド~ミドルにかけての深目な地形にもなんとか反応していましたが、このブレークも潮が上げて来ると、インサイド寄りの厚目のダラダラのブレークがほとんどとなってしまいます。
引き続き3ピーク共お勧めの潮回りは、ロータイド前後となります。
・4月7日(火)、ロータイド約10分後の正面。


・4月7日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。


そして和田方面『花籠』。
河口の注いでいる右寄りは、全体的に砂が付き浅目な地形になっている様です。
・4月7日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

・4月7日(火)、ロータイド約20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
以前と変わらず全体的に浅目な地形をキープしていましたが、チェック時はほぼロータイドでしたので、速目なブレークが目立ちました。今の地形ですとミドルタイド付近の方が、コンディションは上向く様です。
・4月7日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前正面。


※こんな所にも影響が出始めました・・・。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
引き続きインサイド~ミドルにかけて浅目な水深をキープし、まずまずの地形となっている様です。チェック時は潮の少な目な時間帯でしたので、ピークワイドな速目のブレークが目立ちました。
・4月7日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
今回のチェック時は潮の少な目な時間帯でしたので、ミドル付近のバンクでしっかりと反応していました!ファーストブレークのあともウネリに戻る事無く、スープが続いていましたのでズバリ潮の少な目な時間帯が、お勧めとなります。
・4月7(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(4/7チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ数日は水温も上昇傾向で、ほとんどの方が「ノーブーツ」となっていますが、そこは個人差が有りますので念の為「ブーツ」もお持ちになった方が良いと思います。
今回は以上となります。
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