湘南藤沢エリア
2020-04-09 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
先週はお休みを頂き、ご不便をおかけしました。
４月７日にとうとう「緊急事態宣言」が出されましたが、状況は地域で差があるようですので、各自治体のルールを尊重して責任ある行動/自分は自分で守る判断をしていきましょう。
だいぶ暖かくなってきたので、軽い1Rのサーフィンは、高齢者の散歩や若い方のジョギング同様に免疫力を高めるのに役立つと言う話も聞きますが、サーフポイントの無い地域にお住いのサーファーには、それ以前の大問題として、そもそも不要不急の他県への越境移動の自粛を、特に強く要請する安倍総理の発言もありましたので、ビジターの方々には、誠にお気の毒ではありますが、GW明けまではサーフィンを我慢して頂くしかない状況になってしまいましたね。。。
そうなると結果的にこのレポートも、波情報と同様に、ローカルサーファー向けのメッセージとなり、ビジターの方々に読んでいただけない寂しさを感じます。。。
が、湘南はローカル人口が多いエリアですので、それをモチベーションにするしかないと自分に言い聞かせています。
では、本題に行きましょう。
先週末からは、安定の小波が続く湘南藤沢。
今回のレポートは４月５日の午前に、自転車を使用し、マスク着用で３つの密を避けて行いました。
うねりが小さめだった為、地形を見極めるために、潮の低い時間帯に全域を地形チェックしてきました。
オフショアの膝腰サイズでした。
現在の湘南藤沢の主なサーフスポットの地形は若干崩れ気味ですが、銅像前より東側は良好です。
引地川から西は、インサイドが深くなり、ブレイクが続かないポイントが多いです。
特にスケートパーク～船前の地形は悪いです。。。
ザックリ言うと、地形が良いのは銅像の東側のエリアと地下道前～スエヒロ。
良くないのが、スケートパーク～船前です。
それでは、地形レポートです！
今回は、４月５日（日）のタイド表潮位が７４cm-９０cm表記で、中潮のロータイドの時間帯だった１１：２０～１２：４０に全域を見て来ましたので、今後の参考にしてみてください。
チェック時のコンディションは、オフショアの膝腰サイズでした。
【第二駐車場前】
このエリアは深めで、潮が引いている時間帯のみ全域可能です。
【辻堂橋前】
辻堂橋前正面の地形ですが深くなってしまいました。
しかし
船前側はサンドバーも残っていますが、潮が低くないとブレイクしません。
【辻堂正面】
地形、若干の悪化傾向です。
インサイドが引き続き深いようです。
辻堂正面周辺、
【湘洋中前】
地形は若干改善傾向です。
正面のインサイドが相変わらず深いですが、潮の低い時間帯でしたら可能です。
【スエヒロ】
地形の回復を維持しています。
【地下道前】
東側は改善傾向で、地形復活の兆しありです。
地形良い為、今後も譲り合いの気持ちを忘れず、ルールやマナー厳守で、無理に海に入る事の無いようお願いします。
【スケートパーク】
スケートパーク前から西側は地形悪化です。
【鵠沼】
引地川河口の地形は悪くはないので、ミドルからハイタイドの時間帯が良いです。
川中の地形も若干復活傾向です。
銅像前の地形は安定して悪くないですね。。
更に東側も地形良好です。
2つの密（密集/密接）を避け、譲り合いの気持ちを忘れず、ルールやマナー厳守で、無理に海に入る事の無いようお願いします。
【水族館前】
このエリアも銅像前から広範囲で地形良好を保っています。
旧アフリカホテル前から、ウッドデッキ周辺の地形が特に良いです。
今回の地形レポートは以上になります。
続いて、現在の湘南の水温ですが、地形チェック日の朝の鵠沼は、先々週（3/23週）から若干上がって１６、２度でした。
こんな状況ですので、空いてるポイントでサクッと1R済ませたら、直ぐ帰宅しましょう。
また、相手が親しい知り合いであっても、ビーチや波待ち時の談笑も避けたいですね。
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