南房総エリア
2020-04-23 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先週の16日(木)に「緊急事態宣言」の対象が全国に広げられ、ギアーが更に一段上がりました。
ニュースやワイドショー等では「外出自粛要請」が出ているのにも関わらず、行楽地へ押し寄せる人々を、批判的なコメントと共に映し出していましたが、そんな中でもどうしても目立ってしまうのが、サーフィンをしている姿。中には地元の方もいらっしゃると思いますが、映像ではそんな区別は付かないので「県外ナンバーの車が押し寄せた」という表現になってしまう様です。
5月6日迄の緊急事態宣言ですが、場合によっては「延長」等という情報も出始めていますので、ここは長期戦も視野にいれなければと思う次第です・・・。
という事で「地形レポート(4/21火曜日チェック)」を、お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回のチェック時は、ほぼロータイド時でしたのでミドル付近で何とか反応していましたが、ショルダーの張らない厚目のブレークが目立ちましたので、この辺りが深目な地形に変化は無い様です。
・4月21日(火)、ほぼロータイドの監視所側。

前回(16日)更新レポートでは、自粛を促す看板が建てられた事をお伝えしましたが


そして教習所側。
こちらもミドル付近が深目な地形のままですが、潮の少な目な時間帯を中心に、コンディションは上向いて来ます。
・4月21日(火)、ほぼロータイドの教習所側。


次はお隣『千歳』。
今回のチェック時はほぼロータイド、しかもサイズも有りましたので、正面を中心に中々のコンディションでしたが、極端にサイズが無く潮の多目な時間帯は、コンディションを落としてしまう地形の様です。
・4月21日(火)、ロータイド約10分後の正面。



以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが、日中に大きく潮の動くロータイド時等は、引き続きインサイドのリーフにはお気を付け下さい。


そして和田方面『花籠』。
・4月21日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

・4月21日(火)、ロータイド約20分後の花籠正面。


続いて『大原駐車場前』。
こちらは引き続き、全体的に浅目なまずまずの地形をキープしている様です。チェック時は潮の少な目な時間帯でしたので、ピークワイドな速目のブレークが目立ちました。
・4月21日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前正面。

「大原駐車場」

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
地形的には以前と変わらず、インサイド~ミドルにかけて浅目な地形となっている様ですが、チエック時は潮の少な目な時間帯でしたので、速目のブレークが目立ちました。
・4月21日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
前回(16日)更新レポートで「ミドルでの反応も良くなり地形が上向いたのでは!?」とお伝えしましたが、今回のチェック時も、まずまずのコンディションでした。こちらはロータイド前後の方が、コンディションが上向く様です。
・4月21(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。


以上が、今週(4/21チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは水温です。
ここ数日は16~17度前後をキープしていましたが、昨日(20日)から南西の風が強まっていますので、水温の低下は否めませんので「セミドライ」をお持ちになればと思います。
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