南房総エリア
2020-05-28 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

およそ一ヶ月半に渡る「緊急事態宣言」も、25日に解除の発表が有り、一昨日(26日)辺りからは、当エリア内で規制されていた公共や民間の駐車場も徐々に規制解除されている様です。
ただし「新型コロナウイルス」が撲滅された訳では無く「コロナ禍」以前の日常を取り戻すのには、まだまだ時間がかかりそうです。
NSA(日本サーフィン連盟)のHPに「新たなサーフィンのルール」と題して、ガイドラインが掲載されていますので是非参考にして頂ければと思います。
と言う事で、「地形レポート(5/26火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今週も「インサイド~ミドル手前が浅く、ミドル付近が深目な地形」変化は無く、潮回りによって、コンディションが大きく左右されてしまいます。
・5月26日(火)、ロータイド約3時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な状況ですが、こちらの方が全体的に若干深目な地形となっている様に感じられます。
・5月26日(火)、ロータイド約3時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
正面に限って言えば潮の少な目な時間帯を中心に、まずまず楽しめる地形はキープしていますが、潮の多目な時間帯はコンディションを大きく落としてしまう様です。
・5月26日(火)、ロータイド約2時間50分前の正面。


・5月26日(火)、ロータイド約2時間50分前の左寄り。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・5月26日(火)、右寄りに更に蛇行して注いでいる河口付近。

インサイドよりは深目の様ですが、引き続きミドル付近のバンクはキープされている様で、インサイド迄は乗り継げませんが、ファーストブレークで1~2アクションを入れながら乗れていました。
・5月26日(火)、ロータイド約2時間40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
以前の遠浅な地形にはまだ完全には戻ってはいませんが、徐々に深目な地形が解消されつつある様です。今回の取材時はそこ迄サイズも有りませんでしたが、ミドルのバンクでしっかりと反応し、まずまずのコンディションでした。
・5月19日(火)、ロータイド約2時間30分前の大原駐車場。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今週も以前から続いている、全体的に浅目な地形はキープされている様でした。今回のチェック時はまだロータイド手前でしたので、そこ迄速目なワイドブレークにはなっていませんでしたが、これ以上潮が引くと、厳し目なコンディションとなりそうでした・・・。
・5月26日(火)、ロータイド約2時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
引き続き、全体的に若干深目な地形が続いている様ですが、潮の少な目な時間帯を中心にコンディションが上向きますので、河口よりも含めて潮回りを考慮しながら、良い波をチョイス出来るのではと思います。
・5月26(火)、ロータイド約2時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(5/26チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
水温も19~20度迄上昇していますので、天気の良い日中でしたら「シーガル」で充分大応できますが、念の為「3mmジャーフル」も、お持ちになる事をお勧めします。
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