湘南藤沢エリア
2020-06-03 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

5月30日には藤沢市の公営の駐車場の営業が再開され、普段の海岸の景色が戻ってきました。
6月1日(月)県立学校における教育活動も再開され、ひとまずではありますが、藤沢市にも、見かけだけでも日常の風景が戻って良かったです。
今回6月2日(火曜日)、は5月14日(木曜日)から約3週間ぶり、全国の「緊急事態宣言」が解除後初となる地形レポートとなります。
(地形チェックの方はルールを守り、マスク着用で3つの密を避け行いました)
地形チェック日の6月2日は、低気圧が日本の東へ進み、前線上の低気圧からの南から南東のうねりが続き、波のサイズが少々上がりました。
ここ数日は安定の小波が続き、好天に恵まれ昼ごろから強くなるオンショアの影響もあり、地形の方も多少変化しました。
現在の湘南藤沢のサーフスポットの地形は、腰胸サイズあれば、全域で十分にサーフィン可能です。
良いニュースは地下道前、スエヒロ、湘洋中前の地形復活の兆し。
悪いニュースは、辻堂橋前正面は深くなり良くありません。
それでは、地形レポートです!
今回は、6月2日(火曜日)のタイド表潮位が48cm-40cm表記で、若潮のロータイドの時間帯だった6:30~7:40に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
チェック時のコンディションは、ほぼ無風の膝腰、場所によって胸サイズでした。
【第二駐車場前】
県立辻堂海浜公園側の地形は改善傾向です。


ただし、この辺りのサイクリングロードは砂の堆積で、

【辻堂橋前】
正面の地形が全く良くありません。

東側の船前の地形は、

西側の県立辻堂海浜公園側の地形も改善傾向で良い感じなので、

【辻堂正面】
若干の悪化傾向です。
インサイドの地形がまたもや、やや深くなった印象ですが、まだまだ全域で十分にサーフィンは可能でした。

【湘洋中前】
地形は安定して良いです。


湘洋中周辺、全体的に地形改善傾向ですが、

【スエヒロ】
地形は悪くないです。


ただその分混雑しています。
藤沢市におけるサーフィンは、引き続きガイドラインを重視して頂き、混雑を避けたサーフィンしていただけるようお願い致します。
NSA湘南藤沢支部
【地下道前】
全域にわたり地形が改善して、十分にサーフィン可能です。


船前はインサイドが相変わらず深いようですが、

【スケートパーク】
スケートパーク正面の地形が回復しました。
十分にサーフィン可能です。

【鵠沼】
引地川河口から銅像前の地形は安定して、十分にサーフィン可能です。


引き続き藤沢市のガイドラインを遵守頂きます様、お願い致します。
NSA湘南藤沢支部
【水族館前】
引き続き、このエリアは地形良好です。


今回の地形レポートは以上になります。
続いて、現在の湘南の水温ですが、朝一は3ミリや2ミリの薄めのフルスーツをお勧めします。
気温の上昇に伴い、シーガルやロングスプリングで平気になります。
「初夏の候」、日照時間も長くなり、それに伴いサーフィンできる時間も長くなりました。
そして「緊急事態宣言」解除後、海を訪れる人も一気に多くなりましたので、事故には一層お気を付けください。
サーフィンが原因での怪我や体調不良によって医療機関を受診する事の無いよう、地元コミニュティのルールやマナー厳守で、細心の注意を払ってサーフィンを楽しんでください。
今週は以上です。
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