南房総エリア
2020-06-04 更新
皆さん、こんにちは!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

5月25日に「緊急事態宣言」が解除されてから初の週末となった30~31日は、その日を心待ちにしていたサーファー達で、当エリアの各ポイントは賑わっていた様です。私のホームの千倉に限って言えば、皆さん新しい生活様式に沿った「サーフィンのガイドライン」を意識してか、昼頃にはほとんどの方が帰宅していました。(そこ迄のコンディションじゃなかったから!?)
いずれにしても、久し振りの「サーフィン」に皆さん笑みがこぼれていました・・・。
という事で「地形レポート(6/2火曜日チェック)」を、お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
以前から続いている「インサイド~ミドル手前が浅く、ミドル付近が深目な地形」に今回も変化は無くサイズが無く潮の多目な時間帯は、インサイド寄りのワイドブレークとなってしまいます。
・6月2日(火)、ロータイド約1時間前の監視所側。

そして教習所側。
監視所側とほぼ同じ様な地形で、サイズが無く潮の多目な時間帯はミドルでの反応はほとんど無く、インサイドのショアーブレーク気味となってしまいます。
・6月2日(火)、ロータイド約1時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今迄3ピークの中では一番地形の良かった正面ですが、今回のチェック時に限って言えばかなり深目に変化した様で、潮の少な目な時間帯にも関わらず、ミドルでの反応も鈍く厚目なブレークがほとんどでした。
潮の多目な時間帯は、コンディションを更に落としてしまいそうでした。
・6月2日(火)、ロータイド約50分前の正面。


・6月2日(火)、ロータイド約50分前の左寄り。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・6月2日(火)、右寄りに更に蛇行して注いでいる河口付近。

引き続きミドル付近にはバンクが有る様で、潮の少な目な時間帯限定で楽しめている様です。
・6月2日(火)、ロータイド約40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
花籠正面から500m前後しか離れていませんが、ここ迄サイズが違うのは、ウネリの向きか地形のせいなのか分かりかねますが、ワイドブレークでややハード気味でした。ここ最近の深目な地形が解消され、全体的に浅目に変化して来た様です。
・6月2日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
引き続き、全体的に浅目な地形はキープされている様ですが、潮の少な目な時間帯は速目もしくはワイドブレーク気味となってしまいます。
・6月2日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
以前と変わらず潮の少な目な時間帯を中心に、ファーストブレークで充分アクションを入れながら乗れていますが、インサイド迄は乗り継げない様ですので、この辺りがまだ深目の様です・・・。
・6月2(火)、ロータイド約20分前のS&S寄り。

以上が、今週(6/2チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは水温です。
天気の良い日中でしたら「シーガル」で充分ですが、早朝や風の強い日等を考慮して「3mmジャーフル」もお持ちになる事をお勧めします。
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