南房総エリア
2020-06-11 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

ここ数日真夏の様な陽気に恵まれている当エリアですが、残念ながら波の方は腰~腹前後のスモールコンディションが続いています。それでも皆さん外出自粛明けのサーフィンを心から楽しんでいた様です。
更に「梅雨入り」となれば、しばらくはサイズ的には期待出来そうに有りませんが、海に入れるだけでも良しとしましょうか・・・。
と言う事で、「地形レポート(6/9火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回のチェック時も暫く続いている「インサイド~ミドル手前が浅く、ミドル付近が深目な地形」に、残念ながら変化は見られませんでした。インサイド~ミドル手前は更に極浅になった様で、潮の多目な時間帯はインサイド寄りの地形に反応しています。
・6月9日(火)、ハイタイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な地形で、潮の多目な時間帯はインサイドよ寄りのバンクに反応しています。
・6月9日(火)、ハイタイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回のチェック時は潮の多目な時間帯で、しかもウネリも小さくかなり厳し目のコンディションでした。引き続き、全体的に深目な地形となってしまっている様です。
コンディションの上向く潮回りとしては、ロータイド前後となります。
・6月9日(火)、ハイタイド約1時間10分後の正面。

・6月9日(火)、ハイタイド約1時間10分後の右寄り。

・6月9日(火)、ハイタイド約1時間10分後の左寄り。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・6月9日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

インサイドとミドル付近は深目ですが、ミドル手前にバンクが有る様で1ターンは出来ていましたが、その後ウネリに戻り消えてしまいましたので、この辺りが深目なのが伺えます。
・6月9日(火)、ハイタイド約1時間20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
前回(6/4)更新レポートで「全体的に浅目に変化した様です」とお伝えしましたが、チェツク時は潮の多目な時間ながら何箇所かミドルでの反応が見られましたので、何とかキープしている様です。
・6月9日(火)、ハイタイド約1時間30分後の大原駐車場。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
チェツク時は潮の多目な時間帯でしたが、ミドル付近で反応していましたので、引き続き全体的に浅目な地形は、キープされている様です。
・6月9日(火)、ハイタイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
今迄は潮が多くサイズの無い時は、ほとんど無反応でしたが、今回のチェツク時はこのサイズでも厚目ながらかろうじて反応していましたので、以前よりは砂が付き地形が上向いて来た様に感じられました。
・6月9(火)、ハイタイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(6/9チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
引き続き、天気の良い日中でしたら「シーガル」早朝や南西寄りの強風が吹いた翌日等を考慮して「3mmジャーフル」もお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
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