南房総エリア
2020-06-18 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先週の11日(木)に梅雨入りした関東地方ですが、当エリアに限って言えば雨らしい雨も振らず今のところ「カラ梅雨」状態。ただし、19日(金)から20日(土)にかけては、梅雨前線上の低気圧の通過により雨は勿論の事、海上も久し振りに荒れ模様となる様です。
ここのところ「深目な地形」のポイントが目立ちますので、地形の上向きに期待したいところです・・・。
と言う事で、「地形レポート(6/16火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
冒頭でも述べましたがしばらく雨も振らず、ウネリも穏やかで砂の移動もほとんど無く、「ミドル付近が深目な地形」に、残念ながら今回も変化は見られませんでした。今の地形になってから長いですねえ・・・。それでも潮回りによっては、楽しめる時間帯も有りますが、いかんせん1~2時間と短いです。
・6月16日(火)、ロータイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
監視所側とほぼ同じ様な地形ですが、まだこちらの方がコンディションの上向く時間帯は長目で、ここ最近は両ピーク共「ライトブレーク」の、地形となっている様です。
・6月16日(火)、ロータイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回のチェック時は、まだギリギリ潮の少な目な時間帯でしたので、3ピーク共厚目ながら何とかアクションを入れながら乗れていました。ただし、この後潮が上げて来るに連れてインサイド寄りの速目、もしくはショアーブレーク気味のコンディションとなってしまいます。
インサイド~ミドル付近迄が深目な地形は続いていますが、極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら楽しめる様です。
・6月16日(火)、ロータイド約2時間10分後の正面。



以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・6月16日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

今回のチェック時もミドル付近での反応は鈍いですが、ミドル手前のバンクで厚目ながら乗れていました。ただそれもインサイド迄は乗り継げず、この辺りが深目なのが伺えました。
・6月16日(火)、ロータイド約2時間20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
引き続き「全体的に浅目な地形」はキープしている様ですが、チェック時は速目なブレークが目立ちましたので、ある程度潮の乗った時間帯の方がコンディションは上向く様です。
・6月16日(火)、ロータイド約2時間30分後の大原駐車場。


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
チェツク時はロータイドからの上げ込みでしたので、そこ迄ワイドブレークにはなっておらず、まずまずのコンディションでした。引き続き全体的に浅目な地形は、キープされている様です。
・6月16日(火)、ロータイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらはショルダーの張りづらい、厚目なブレークが目立ちましたので、まだミドル付近が若干深目な地形の様です。
・6月16(火)、ロータイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(6/16チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ数日は連日に渡り吹き続けた「南西寄り」の風により、かなり水温が低下しましたので「3mmジャーフル」がベストチョイスでした。
引き続き、天気の良い日中でしたら「シーガル」で充分ですが、南西寄りの強風が吹いた翌日等は念の為「3mmジャーフル」もお持ちになる事をお勧めします。
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