南房総エリア

皆さん、こんにちは！
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。






皆さんも御存知の通り、梅雨前線の停滞により九州全域に渡り甚大な被害をもたらした大雨ですが、その後近畿から東海や甲信など中部地方へとが危険なエリアが広がっています(8日午前現在)予報によると、日本列島を縦断して東北地方迄その範囲が拡大する恐れもあるとの事ですので、今後の情報に注視したいところです。

と言う事で、「地形レポート(7/7火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。


それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
引き続き「インサイド～ミドル手前が浅目でミドル付近が深目な地形」に変化は見られず、潮の多目な時間帯は、厚目もしくはショアーブレーク気味のコンディションとなってしまいます。
・7月7日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。お勧めの潮回りは、ロータイドからの上げ込みからミドルタイド辺りとなる様です。

そして教習所側。
こちらは監視所側に比べて、ミドルでの反応は若干良さそうですが、やはり潮の多目な時間帯はインサイド寄りの厚速目なブレークがほとんどとなってしまいます。
・7月7日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。お勧めの潮回りは、ミドルからロータイド手前迄となる様です。


次はお隣『千歳』。
今回のチェック時は潮の多目な時間帯でしたので、ウネリは有るもののミドル付近をスルーして、インサイド寄りのブレークのみでした。以前から続いている、ミドル付近が深目な地形に変化は見られず、特に正面以外の右・左寄りは、インサイド～ミドル手前も深そうでした・・・。
・7月7日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。・7月7日(火)、ハイタイド約2時間10分後の右寄り。・7月7日(火)、ハイタイド約2時間10分後の左寄り。引き続きお勧めの潮回りとしては、3ピーク共潮の少な目な時間帯となる様です。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが日中に大きく潮の動くロータイド時等は、引き続きインサイドのリーフにはお気を付け下さい。


そして和田方面『花籠』。
・7月7日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。引き続き河口は、本来の位置からかなり右寄りに蛇行しているので、正面付近の岸寄りの砂はモッコリと堆積したままでした。

今回のチェック時はミドルタイド近辺でしたが、インサイド寄りのバンクに反応して厚目ながら写真⬇の様な波がブレークしていました。ただし、全体的に深目な地形はまだ続いている様です・・・。
・7月7日(火)、ハイタイド約2時間20分後の花籠正面。お勧めの潮回りとしては、潮の少な目な時間帯となります。


続いて『大原駐車場前』。
ここしばらく続いている「全体的に浅目な地形」ですが、今週もキープされている様でした。チェック時はミドルタイド近辺でしたので、そこ迄ワイドブレークにはならずに、オンショアコンディションながらまずまずでした。
・7月7日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場。お勧めの潮回りは、ある程度潮の乗ったミドルタイド前後となる様です。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
チェック時は「南西寄り」のオンショアが、まだそこ迄強まっていませんでしたので、乗れそうな波がブレークしていましたが、花籠～白渚迄の和田方面はサーファーはゼロでした・・・。地形的には大きな変化は無い様で、引き続き浅目な地形となっている様です。
・7月7日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。お勧めの潮回りとしては、ある程度潮の乗ったミドルタイド前後となる様です。

そしてS&S寄り。
ウネリの向きに合っていたのか、今回のチェック時はこちらが一番サイズが有りました・・・。ブレークもまずまずで、ロータイドにかけてコンディションが更に上向きそうでした。(但しこれ以上風が強まらなければ)
・7月7(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。お勧めの潮回りは、ロータイド前後となる様です。

以上が、今週(7/7チェック)の当エリアの地形概況となります。


それでは最後に水温。
7月に入ってからずっと吹き続けている「南西風」により水温はかなり低下(15度前後)しており、風が北や東寄りに変化する迄は「3mmジャーフル」をお勧めします。
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