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「2019年スリランカ20周年の旅 最終章モルジブ編」

2020-07-10 更新
ハルさんこと福島晴之氏のコラム、『One Earth』
「2019年スリランカ20周年の旅」もいよいよ最終章。

スリランカ発のサーフショップ、『A Frame Surf Shop』の立ち上げや、10周年記念の旅、スリランカにまつわる様々なエピソードなど過去の話を中心にお届けしてきましたが、最終章は2019年に迎えた20周年を記念した友人とのサーフトリップの話です。

スリランカに行く前にまずはモルジブに寄り道して極上の波を堪能したようです。

20周年の旅

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(モルジブの美しい海にイルカ)

スリランカ初のサーフショップA Frame生誕10周年の記念に行ってから僕はスリランカへあまり足を運んでいなかった。

決して嫌になった訳でもない。
仲の良いローカル達は日本人と結婚して日本に遊び来るようになった。
そして、僕はインドネシアやモルジブにも行きたかった。限られた時間やお金の中で旅を続けるのだからしょうがない。

そうこうしている間に10年が経ち、2019年に入ると「今年の11月で20周年になるなぁ」と20周年を祝おうと思うようになった。
前回のコラムで紹介させていただいたように10周年の時には盛大なパーティで盛り上がった。

しかし、今は現地の『A Frame Surf Shop』も一時休業中ということで今回はこじんまりと仲の良い友人達とだけで行くことに決めた。

今回一緒に行く仲間は親友の遠藤、宮崎在住の友人ヨッシーと奥さんでプロスノーボーダーの琴ちゃんと僕の4人だ。
せっかくなのでモルジブに2泊してからスリランカに行くという提案をしてみた。

数年前にモルジブのボートトリップにでかける際にスリランカで一泊トランジットを兼ねて行ってみたことがあった。
今回はその逆だ。

スリランカとモルジブはフライトで1時間強の距離。
しかも11月のモルジブはオフシーズンで空いている。ジェイルブレイク(モルジブのポイント)に住んでいるブーガという友人に電話で聞いてみると「あ〜、ハルゥ元気?11月?できるよたぶん。来ればいいんじゃん」と適当な感じ満載の返事が返ってきた。

ブーガはモルジブ人、スリランカの『A Frame Surf Shop』を訪ねて何度か遊びにきてくれた時に知り合った。
かれこれ20年以上モルジブでサーフガイドをしているので適当に聞こえたが、実は信用度も高い。

それに2泊だったら波を外したってスノーケリングでもしてれば良いのだ。波に当たった場合は僕ら4人だけで夢のようなパーフェクトな波を堪能できるかもしれない。
僕もみんなもこっちに賭けてみたくなった。

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(南国モルジブの空港)

11月16日 モルジブ着

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(今回のメンバー)

僕と遠藤は成田空港、出発前にブーガに電話で波の様子を聞こうとしたところ、「ハルゥ、あっ俺いま日本にいるんだぁ。だけど多分モルジブ波あるよ!」と返ってきた。
ブーガの奥さんは日本人なのは知っていたが、今は奥さんの実家に来ているらしい。まぁみんなそれぞれ事情ってものがあるからね。でも波がありそうなのでよかった。

僕らは無事に日本を出発すると一度スリランカのコロンボを経由してモルジブのマーレ空港へに到着した。

ム〜ンとした肌にじっとり湿度の高い空気が纏わりつく。
少し肌寒かった日本からトロピカルアイランドに来た感が増す。

マーレの空港では名古屋から来るヨッシー達と待ち合わせだった。
何事もなくイミグレーションを通過すると空港のバーガーキングで夕食を済ませた。

それから1時間ほど経ち、大男のヨッシーと琴ちゃんが人懐っこい笑顔で姿を見せた。
4人揃ったところでいよいよ旅の始まりだ。
空港からは予約していた高速ボートに乗り今回ブーガが薦めてくれたヒマフシ(ジェイルブレイク)にある安宿を目指した。
高速ボートで約20分足らずで目的の島に到着した。

島の船着き場には宿のオーナーが出迎えに来てくれていた。
宿に荷物を運ぶと早速オーナーの彼のバイクの後ろに乗り夜のジェイルブレイクをチェックしに出かけた。
サイズは分からないけど、沖で波がブレイクしているのが確認できた。

さて翌朝に期待だ!

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(モルジブでのランチ)

11月17日 2日目


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(モルジブの夜、怪しいけど安全)

翌朝はジェイルブレイクをチェック、サイズは胸くらいだった。

朝食を済ませると僕がモルジブで一番好きなポイントのサルタンスへ行くことになった。

ここのゲストハウスに泊るとサービスで朝夕の二ラウンドを近くのポイントまで送迎してくれるサービスが付いているのだ。
守備範囲はライトブレイクのサルタンスとその隣にあるホンキースだ。

シーズン中は40人くらでごった返しているが、この日は僕ら以外には二人のみ。
少し風が入っていて面ツルではないが、胸、たまに肩サイズのファンウェイブだ。

みんな笑顔で「サイコー」という言葉を連発した。
その日の夕方は少し風が強くなったので風を交わすホンキースに移動した。
ストレートのオンショアでない限りはどちらかが風を交わしている。ホンキースはサイズがある時には途中からダブルアップしてくる波で迫力があるのだが、この日は胸前後でコンパクトな楽しいファンブレイクだった。
僕らはスリランカに移動するまでの二日の間にサルタンスとホンキースで3ラウンドした。
シーズン中のようなスペシャルな波ではなかったが、それでも貸し切りに近い感じでロングライドを楽しめる波にありつけたのだった。

次回、モルジブからスリランカへ!

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(モルジブの宿)


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