南房総エリア
2020-07-30 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

7月ももう終わろうとしていますが、中々明けない今年の梅雨。一説には関東甲信地方の梅雨明けは、13年振りに8月にずれ込むのではとの事です。
「新型コロナウイルス」拡大感染防止の為、今迄経験した事の無い「夏のスタイル」が、各地で繰り広げられていますが、せめて天気だけでもスッキリして欲しいモノです・・・。
と言う事で、「地形レポート(7/28火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
以前はインサイド~ミドル手前迄は、浅目な地形をキープしていましたが、ここ最近はミドル手前辺りも深目になってしまい潮の少な目な時間帯でもサイズが無いと、かなり厳しいコンディションとなってしまいます
・7月28日(火)、ハイタイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらは監視所側よりはまだマシな方で、かろうじてインサイドのバンクに反応していましたが、これ以上潮が上げてしまうと、ロングボードでもテイクオフもままなりません。
お勧めの潮回りは、引き続きロータイド前後となります。
・7月28日(火)、ハイタイド約2時間前の教習所側。

例年ですとこの時期は一ヶ月に渡り、海水浴場が開設されエリア規制が敷かれますが、今夏は「コロナ感染拡大防止」の為、海水浴場は「非開設」となります。
それに伴い遊泳者とサーファーの混在が予想され、衝突等様々な問題が危惧されますので、細心の注意をお願い致します。どんなにスモールコンディションでも「ノーリーシュ」は、絶対に止めて下さい。
尚、監視体制は有りませんが「警備員」や「ライフセーバー」による、ビーチの巡回は行われる様ですので、有事の際は指示に従う様お願い致します。
次はお隣『千歳』。
今回のチェック時も潮の多目な時間帯でしたので、正面と左寄りはかろうじてブレークはしていましたが、厚目でショルダーも張らず厳しいコンディションでした。以前から続いている全体的に深目な地形に、残念ながら変化は見られませんでした。
・7月28日(火)、ハイタイド約1時間50分前の正面。


・7月28日(火)、ハイタイド約1時間50分前の左寄り。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・7月28日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

今回のチェック時も残念ながら、ミドル付近が深目な地形に変化は見られませんでしたが、インサイド寄りのバンクは健在の様で、スモールながら1アクションは入れられそうな波がブレークしていました!
・7月28日(火)、ハイタイド約1時間40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらはしばらく続いている全体的に浅目な地形は、まずまずキープされている様で、正面を挟んで左右に何箇所か有るバンクも健在で、ここ最近は人気のスポットなっている様で、平日ながら駐車場もほぼ満車でした。
・7月28日(火)、ハイタイド1時間30分前の大原駐車場(正面)


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今回のチェック時は、潮の多目な時間帯でしたが、小さなウネリにも敏感に反応していましたので、引き続きまずまずの浅目な地形をキープしている様です。
・7月28日(火)、ハイタイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
今回のチェック時は、潮の多目な時間帯でしたのでファーストブレークの後ウネリに戻りがちで、インサイド迄は乗り継げませんでしたが、それでも潮の少な目な時間帯に向かうに連れ、コンディションは上向いて来そうでした。ある程度のサイズが有りハイタイド以外でしたら、まずまず楽しめる地形はキープされている様です・・・。
・7月28日(火)、ハイタイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(7/28チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
先日の4連休の後半(25~26日)辺りから、吹き続けている「南西寄り」の風により徐々に水温が下がり出しましたので、最低でも「シーガル」出来れば「3mmジャーフル」を、お持ちになる事をお勧めします。
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