湘南藤沢エリア
2020-08-05 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
前回から約3週間ぶりの地形レポートとなります。

8月1日(土)11時、関東甲信地方と東海地方の梅雨明けが発表。
8月に梅雨明けとなるのは関東甲信地方では2007年以来13年ぶりとのことで、やっと待ちに待った短い夏の到来となり、「梅雨明け十日の晴天」が続いています。
地形チェックの8月3日(月曜日)は、風も弱く、東~南東のセットでもやっと腰ぐらいのうねり=安定の小波となりました。
それでも、本格的な夏を感じさせる晴天に恵まれ、地形の良いポイントでは混雑が目立っていました。
この夏は、海水浴とサーフィンの新しい「藤沢市海水浴場ルール」の励行も宜しくお願いします。
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夏期海岸藤沢モデル2020について
肝心の地形の方ですが、長く続いた梅雨の雨水の流入により、だいぶ変化した模様です。
現在の藤沢全域、地形の決まった場所と、そうでない場所が、交互に分かりやすく見渡せる地形になっています。
辻堂正面の地形が長期間にわたり良い状態をキープ中。
悪いニュースとしては、辻堂橋前の地形が相変わらず良くないですが、潮の低い時間であれば、全域で十分にサーフィン可能です。
しかし、潮の干満で大きく変化しますので、波情報のタイド表をうまく活用すると良いでしょう。
今回は、8月3日(月曜日)のタイド表の潮位が40cm-20cm表記(大潮)の引きの時間帯だった7:50~9:15に、全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
弱いオンショアの膝腰でした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
全体的に深くなり若干の悪化傾向です。



【辻堂橋前】
残念ながら悪化しまたままです。
全体的に地形が深いようで、上げているとブレイクしません。

ショートボードでも形の良い波を選べば、ショートライドですがサーフィン可能です。
地形がイマイチな為、ポイントは空いていますので、割れてる引きの時間帯は穴場です。
近隣に地形の良い場所がありますので、潮が上げてブレイクしなくなったら、徒歩での移動をお勧めします。
【辻堂正面】
引き続き地形良く、十分にサーフィン可能です。


引き続き藤沢のガイドラインを重視して頂き、サーフィンしていただけるようお願い致します。
【湘洋中前】
地形は若干悪化しましたが、全域にわたりサーフィン可能です。

【スエヒロ】
結構長く続いた良い地形も、残念ながら若干の悪化傾向です。

【地下道前】
地形安定傾向で、全域サーフィン可能です。


現在の藤沢全域、地形の決まった場所と、そうでない場所が、交互に分かりやすく見渡せる地形になっています。
好みにあったピークを選んで楽しみましょう。
【スケートパーク】
地形が若干の復活傾向です。
チェック時はロータイドの時間帯だったので、もう少し潮があったほうが良くなると思います。

【鵠沼】
引地川河口から銅像前の地形が安定傾向で、十分にサーフィン可能です。


ライフガードタワー前のブイのあるエリアでは、海水浴とサーフィンの新ルールが適用されていますので、ご注意ください。
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夏期海岸藤沢モデル2020について
このエリアは人が密集しているところがピークなのですぐにわかります。

【水族館方面】
引き続き、良好な地形を保っています。

水族館前東側では以下の海水浴の新ルールの励行も宜しくお願いします。
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夏期海岸藤沢モデル2020について
今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温です。
ちょっと上がって24度前後。
湘南でお薦めのウエットスーツは、晴れた日ならタッパとトランクス、ショートジョンでちょうど良い感じです。
早朝にはスプリングスーツか長袖のタッパーがあると重宝します。
今年は台風の発生がまだ少ないですが、これから台風シーズンになり、北東の風になると体感温度が下がるので、ウエットスーツの着用をお薦めします。
時節柄、体調管理には気をつけましょう。
これから夏本番ですが、どうかお元気でお過ごしください。
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