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タイ・プーケット

2003-06-05 更新
harucolumn vol.6
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俺は仕事上、半年おきにタイ経由でスリランカを行き来している。今回はそのタイについてお伝えしよう。

タイはアジアやヨーロッパを旅行するバックパッカー達にとって拠点にしやすい。その理由はエアーチケットが安価で簡単に買えること。マレーシア、カンボジア、ベトナム、ラオスなどへは陸路で国境を越えられるからだ。また旅に必要な物からお土産まで安く手に入る。そして北タイには独特のテイストがあり、南に行けば真っ白な砂浜もある。タイのロスメンに泊まりながら数週間の旅をすると、都会の生活が遠い昔のように感じ、本当にリラックス出来る。安くて気持ちのよい古式マッサージへ毎日通うのもタイならではといった感じだ。

波乗りはプーケットが一般的に知られている(マレーシアにもポイントがあるらしい)。このエリアは6月頃からがサーフシーズンの到来。先日も現地の友達から波があがりそうだなんてメールが届いていた。
プーケットにはパトンビーチ、カタビーチ、カロンビーチといったポイントが数箇所あり、どこのビーチもサーファーは少なく伸び伸びとサーフィン出来る。波は基本的に沖で吹いている風波がメイン。風が止んだ時が狙い目となるがサイズダウンも早い為、タイミングが難しい。
パトンビーチにはクイックシルバーのショップもあり、年に一度ローカルコンテストも開催されている。インドネシアの様な波は期待できないが、タイ独特のリラックスムードでサーフするのも、たまにはいいかもしれない。俺自身は3回ほどプーケット(6月と7月)で波乗りをした。サイズはいつも胸くらいあったが風が合わないときが多かった(この時期の雨季には結構コンスタントに波があるようだ)。

その他、ピピ島や、時間はかかるがパンガン島など、波乗り以外にも楽しい所や綺麗な場所がたくさんある。長旅のできる人はプーケットから南へ下り、マレーシアのペナンまで行き、そこからフェリーでインドネシアのスマトラに渡ることも可能。スマトラのメダンに行けばニアスまではあと少し!

尚、プーケットへは、バンコクのロスメン街のカオサンストリートから夜行バスで17時間(400バーツ)およそ1600円。飛行機で行く場合は片道(2000バーツ)6000円が目安。日本からは直行便もでている。
現地での宿泊は高級ホテルからロスメンまで幅広い宿泊施設がある。サーフシーズンは雨季にあたり、割引をしているところも多い。安くあげるならポイントへの移動はレンタルバイクがお勧め(パスポートを預けさせられる)だが、事故で怪我をしても保険がおりないのでくれぐれも注意が必要。そしてタイでは詐欺、睡眠薬強盗やスリが多い。これが日常茶飯事だから他人事だと思わず注意は万全に。 Have a nice trip!