南房総エリア
2020-08-20 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

お盆休みも終わり千倉のビーチには、海水浴客の姿もまばらになりましたが、まだまだ猛暑は続いていますので、梅雨明けが遅かった分迄「夏」を楽しみたいと思っています。
ただ残念な事に、週(8/17W)明けからスモールコンディションが続いている南房総エリア。皆さん少しでもサイズの有るポイントを探して、右往左往している様です・・・。
と言う事で、「地形レポート(8/18火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
大潮のロータイド2時間前でも、写真⇩の様なショアーブレークしか有りませんでした。インサイド寄り以外は、相当深めな地形になってしまっている様です。
・8月18日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な状況で、ウネリは有るもののショアーブレークオンリーでした。引き続きミドル前後がかなり深目な地形となっている為、コンディションの上向く潮回りは、こちらもロータイドを挟んだ1~2時間前後と短いです。
・8月18日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

例年ですとこの時期は一ヶ月に渡り、海水浴場が開設されエリア規制が敷かれますが、今夏は「コロナ感染拡大防止」の為、海水浴場は「非開設」となります。それに伴い、遊泳者とサーファーの混在が予想され、衝突等様々な問題が危惧されますので、細心の注意をお願い致します。どんなにスモールコンディションでも「ノーリーシュ」は、絶対に止めて下さい。
尚、監視体制は有りませんが「警備員」や「ライフセーバー」による、ビーチの巡回は行われる様ですので、有事の際は指示に従う様お願い致します。
次はお隣『千歳』。
今回のチェック時は、潮の少な目な時間帯でしたのでミドル手前のバンクに反応していましたが、ミドル付近はスルー気味でしたので、3ピーク共この辺りが深目な地形に変化は無い様です。
尚、ミドル~ハイタイドに向かうに連れコンディションは悪化しますので、潮回りを考慮してお楽しみ頂ければと思います・・・。
・8月18日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。



※以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・8月18日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

そのせいか右寄りの河口付近も、かなり深目な地形になってしまい、ショアーブレークしか有りませんでした。
・8月18日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠右寄り。

・8月18日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
以前から続いている「全体的に浅目な地形」はキープされてはいますが、チエック時はかなり潮の少な目な時間帯でしたので、ワイドブレークやダンパーが目立ちました。
・8月18日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場(正面)


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらもかなり浅目な地形ですので、潮が引き過ぎな感じでコンディションとしては今ヒトツでした。
・8月18日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
今迄ミドル付近が深目な地形が続いていましたが、今回のチェック時は潮の潮の少な目な時間帯でしたので、小さなウネリにも反応していました。
・8月18日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(8/18チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回(8/13)更新レポートで「南西」の風により水温が低下した旨お伝えしましたが、その後徐々に上昇し始め、ここ最近は「トランクス」+「タッパー」で十分対応出来る程になりました!
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