南房総エリア
2020-09-02 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「コロナ禍」の状況下での「特別な夏(8月)」が終わり、9月に入った途端に南の海上が騒がしくなって来ました。今日(2日)現在台風9、10号が発生中ですが、特に10号の進路が気になるところです・・・。
当エリアのほとんどのポイントに見られる「深目な地形」が、改善される事を期待しつつ、被害が最小に食い止められる事を願っています。
と言う事で、「地形レポート(9/1火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
しばらく続いているミドル手前~ミドルが深目な地形に変化は見られず、サイズが無く潮の多目な時間帯はショアーブレークオンリーとなっています。今回のチェック時は大潮周りのロータイドで、サイズも胸前後でしたので、なんとかミドルで反応していましたが写真⇩の様な厚目のダラダラ気味のブレークでした。やはりこの辺りからインサイドにかけて、相当深目なのが伺えます・・・。
・9月1 日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な状況で、サイズが無く潮の多目な時間帯は大きくコンディションを落としてしまいます。
・9月1日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回のチェック時はほぼロータイドで、サイズも有りましたのでミドル付近で反応していましたが、こちらも千倉程では有りませんが、厚目なブレークが目立ちましたので、引き続きミドル手前~ミドル迄が深目な地形となっている様です。
・9月1日(火)、ロータイド約10分後の正面。


・9月1日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・9月1日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

・9月1日(火)、ロータイド約20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
前回(8/27)更新レポートで「ミドル前後が深目な地形に変化してしまったのでは!?」と、お伝えしましたが残念ながらやはりその様ですねえ・・・。今回のチェック時は、大潮の周りのロータイド近辺でしたが、ミドルでの反応は無くインサイド寄りのブレークのみでした。
・9月1日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場(正面)


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは以前と変わらず、全体的にかなり浅目な地形をキープしていました。今回のチェック時は潮の少な目な時間帯でしたので、抜けづらそうな速目のブレークがほとんどでした。
・9月1日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは若干ミドル付近が深目な様で、潮の少な目な時間帯ながらまずまずのコンディションでした。
・9月1日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(9/1チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
9月に入り若干涼しくなりましたが、まだまだ水温は高目ですので「トランクス」+「タッパー」をメインに寒がりな方で「スプリング」をお持ちになればと思います。
今回は以上となります。
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