湘南藤沢エリア
2020-09-10 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

白露(はくろ)のみぎり、気持ち良い季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
白露とは、二十四節気で9月7日~秋分までの期間を指し、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃に、降りた露は光り、白い粒のように見えるそうです。
日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始める頃らしいです。
しかし今年は格別に残暑が厳しく、白露はまだ見られない感じですね。。。
9月5日からは、気象庁が「最大級の警戒」を呼びかけた、台風10号の南うねりで、湘南のサーフスポットは大フィーバー。
というわけで、オンショアを気にしなければ、1週間はサーフィンできる日が続き、地形の方も変化したはずです。
湘南藤沢のサーフスポットの地形は、概ね良好で全域で十分にサーフィン可能です。
良いニュースは、若干崩れましたが、辻堂正面~地下道前の広い範囲で良い地形をキープ中。
悪いニュースとしては、辻堂橋前の地形が良くありません。
今回は、9月9日(水曜日)のタイド表の潮位が105cm-119cm表記(小潮)の、あげ潮の時間帯だった7:20?8:45に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
軽いオンショアが入った膝腰腹でした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
地形は良くないです。
全体的に深く潮が上げている時間帯は、かなりインサイドでのブレイクになります。


地形が良くないので、混雑はありません。
【辻堂橋前】
引き続き良くありません。
潮が上げている時間帯は、かなりインサイドのブレイクになりますが、どうにかサーフィンは可能な地形です。

潮が引いている時間帯には、変化があるかもしれないので、チェックしてみてください。
ここも空いています。
【辻堂正面】
若干崩れたようですが、まだどうにか良い地形を保っていて、十分にサーフィンは可能です。

ハイタイドの時間帯はブレイクしなくなりました。
潮が引いている時なら、まだポテンシャルあるかもしれませんので、要チェックです。
【湘洋中前】
上げ潮を考慮すれば、引き続き地形は良好です。

好みのピークを選んでください、マナーを守って楽しみましょう。
【スエヒロ】
良い地形を維持中です。

地形が良いので、マナーを守って楽しみましょう。
【地下道前】
地形は引き続きの安定傾向で、ピークが若干東に移動しましたが、十分にサーフィン可能です。

潮が引いている時には、まだポテンシャルあるかもしれませんので、要チェックです。
【スケートパーク】
引地川河口側の地形は悪化した印象です。
潮が低い時なら、変化があるかもしれないですが。。。

潮が引いている時にチェックしてみてください。
【鵠沼】
引地川河口~銅像前までの地形は悪くありません。



【水族館前】
ウッドデッキ前の地形は、切れ目もあり改善傾向で、

水族館前は地形は若干悪化した印象ですので、

実力にあったピークを選んで、マナーを守って楽しみましょう。
今回の地形レポートは以上になります。
続いて、現在の湘南の水温ですが、26度前後。
お薦めのウエットは、晴天の昼間でしたら、ベストや半袖タッパとトランクスで平気です。
まだまだ太陽光線は強力なので、日焼け止めの使用をお薦めします。
朝晩や風が強い日には、長袖タッパやショートジョンなどがあるといいでしょう。
更に、オンショア時は、クラゲ対策もお忘れなく。
爽やかな秋のシーズン、まだまだ台風も発生すると思います。
安全に台風の波を満喫されますようにお願いします。
また、夏の疲れはこの時期に出やすいとのことですので、どうぞお体ご自愛ください。
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