湘南藤沢エリア
2020-09-17 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

やっと夏の暑さから解放され、ようやくしのぎやすい季節になりましたが、皆様いかがお過ごしですか?
週明け(9/14~)の週間予報によると、地形チェックには不向きなコンディションになりそうな為、9月13日(日曜日)に急遽地形チェックに行ってきました。
先週12日(土曜日)に日本の東海上から、南東うねりをもたらし、足早に去って行った熱帯低気圧の波は、チェック日となった翌13日にも残り、湘南藤沢は大混雑。

さて肝心の地形の方は?
現在、湘南藤沢のサーフスポットの地形は二極化しています。
スエヒロ前から西の辻堂第二駐車場までは悪化傾向です。
地下道前から東の水族館前までは、改善傾向。
全体的にはサイズがあれば、全域でどうにかにサーフィンは可能です。
良いニュースとしては、引地川周辺の地形が良くなりました。
悪いニュースは、長期にわたり良い地形をキープしてきた、湘洋中前~スエヒロ前が、残念ながら完全に悪化です。
今回は、9月13日(日曜日)のタイド表の潮位が57cm-41cm表記(若潮)の、ひきの時間帯だった6:20~8:10に全域を見て来ましたので、この4連休のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
オフショアの膝腰胸でした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
引き続き良くないです。


地形が良くないので、混雑はありません。
【辻堂橋前】
多少改善傾向ですが、腰サイズあって引いている時間帯が必要条件です。


【辻堂正面】
地形がだいぶ崩れたようで、深くなりました。

ただし、小さい場合は、


【湘洋中前】
残念ながら地形が悪化しました。

(9/14撮影参考写真)

【スエヒロ】
ここも残念ながら地形悪化しました。

うねりが小さい場合は、

【地下道前】
引き続きの安定傾向で、地下道正面は、十分にサーフィン可能です。



【スケートパーク】
地形改善の傾向で、十分にサーフィン可能です。

ただし、混雑が目立ちますので、ルール厳守でマナーを守って楽しんでください。
【鵠沼】
引地川河口から銅像前までの間は、地形改善傾向で、十分にサーフィン可能です。

チェック日には若干の東うねりが残っていた印象ですが、それを考慮しても地形改善傾向です。
ただし、混雑が目立ちますので、ルール厳守、マナーを守って楽しんでください。
555モーテル前の地形も改善傾向です。

【水族館方面】
ウッドデッキ前の地形は、安定しています。


実力にあったピークを選んで、マナーを守って楽しみましょう。
今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温です。
現在25度前後。
湘南でお薦めのウエットスーツは、晴天の昼間でしたら、半袖タッパやショージョンでちょうど良いでしょう。
朝晩、雨天、風が強い日には、長袖タッパやスプリングスーツなどを準備ください。
オンショア時は、クラゲにも要注意です。
対策して海に入りましょう。
まだまだ台風も発生すると思います。
実り多い秋に、安全に台風の波を満喫されますようにお願いします。
また、朝夕はめっきり冷え込むようになりました。
まだまだコロナ流行も継続中です。
風邪などひかぬよう、くれぐれもご自愛ください。
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