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ホーチミン(ベトナム)でのウェイブプール建設をホワイトウォーター社が発表(WSMコラム)

2020-09-18 更新
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Photo: WhiteWater

世界的に見ても着実に増えているウェイブプール。これまでに建設されている国をチェックして見ると共通点があります。

それは建設国は基本的に先進国であり、サーフィンというスポーツが一般的に認知されていると言う点。

そもそもウェイブプールという存在には、海へのアクセスが困難な内陸などでサーフィンとは無縁だった人にも波乗りを楽しんでもらうということも目的のひとつとされてきました。

そんな要素を満たすとも言える意外な国でのウェイブプール建設が発表されました。その国がベトナム。

社会主義のベトナムは、さほど古くない1975年までベトナム戦争が行われていました。いわゆる東西の代理戦争だったベトナム戦争。

そのような歴史背景もあってか、ベトナム第2の都市であるハノイでは驚くことに、アメリカ企業のマクドナルドの第1号店がオープンしたのが2017年12月です。

つまり、国際化の流れには乗ってこなかったベトナムにウェイブプールが建設されるというのですから信じ難いニュースとなります。

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Photo: WhiteWater

使用される造波装置はホワイトウォーター社のエンドレスサーフ。

初めて名前を聞く方もいると思いますが、1989年にオープンした米国フロリダ州のディズニーワールドにあるウェイブプール「タイフーンラグーン」の造波装置を手掛けた企業です。

現地における施設名は「Surf the Wave Vietnam」だそうです。

ウェイブプールの建設地は、ホーチミンから東に位置するベトナムのシリコンバレーと呼ばれるエリアとのこと。

施設内は、エンドレスサーフを使った巨大なハート形のウェイブプールに加え、カヤックやSUP用の小型のラグーン、フローライダーなどを備えた規模の大きなウォーターパークになるそうです。

さて、ベトナムのサーフシーンと言えば、中部のダナンが有名であり、私も2018年1月に訪れています。

ラインナップはガラガラと言えるほど空いていて、1週間ほど滞在して入っていたサーファーの大半は日本人、欧米人がごくわずかで、ローカルサーファーはほぼ見ませんでした。

そんな環境であった事から、おそらくサーフィンと言うスポーツ自体があまり一般的ではないと思うので、ウェイブプールがオープンとなればどのように受け止められるのか興味が湧きます。

もう一点興味深いのは、これまでは先進国でのオープンなので料金体系は似たり寄ったりでしたが、物価が激安のベトナムでどのような料金設定にするのか気になります。

完成予定時期の情報はまだないものの、開発途上国におけるウェイブプール建設としては初になると思うので、今後の動向から目が離せません。

公式サイト「WhiteWater

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