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ノースポイントで開催された「Surf 100」でジャック・ロビンソンが優勝!

2020-09-20 更新
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Image: Stab: We like to surf(YouTube)

コロナ禍で提案されたニューノーマルなコンテストの中でも有料制という特殊な形を貫く海外メディアのSTABマガジンが主催する「Surf 100」
8月にカリフォルニアのローワー・トラッセルズで開催された初戦に続き、第2戦がウエスタンオーストラリアのノースポイントで開催されました。

「Surf 100」フォーマット

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Image: Stab: We like to surf(YouTube)

「Surf 100」のフォーマットはシンプル。
その土地で選ばれた数名のサーファーが規制なしのフリーサーフィンを100分間行い、それが有料制のインターネットライブ配信されます。
観戦料金は14.99ドル(日本円で約1500円)

100分間の間に好きなだけ波に乗り、ライト、レフトの2本のベストウェーブがそれぞれ100点満点で一般ユーザーの投票でジャッジされる仕組みです。

■公式サイト:https://www.surf100.tv/
■Instagram:@surf100.tv

カリフォルニアはコロへが優勝

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(カリフォルニアではこんな感じで100分間のライブが配信)
Image: Stab: We like to surf(YouTube)

第1戦のカリフォルニアではいつものような賑わいを見せたローワー・トラッセルズを舞台にコロヘ・アンディーノ、グリフィン・コラピント、イアン・クレーンが100分間のフリーサーフィンを行い、コロヘが優勝。

ライブ中継のホスト役としてデーン・レイノルズ、テイラー・ノックス。
ジョージ・フロイドの死によって大きな問題になったアフリカ系アメリカ人の差別問題の際に数千人のサーファーの前で演説を行ったサル・マセークラが選ばれていました。



ノースポイントでロボが優勝

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Image: Stab: We like to surf(YouTube)

第2戦のオーストラリアは9月にツイードコーストで『Tweed Coast Pro』が開催された直後、9月17日にウエスタンオーストラリアのノースポイントで行われました。
CT開催時でもなかなか真価を発揮しないノースポイントでのコンテストは非常に貴重だったと言えるでしょう。

選ばれた4名のサーファーは念願のCT入りを決めたロボことジャック・ロビンソン。
同年代の最大のライバル、ジェイコブ・ウィルコック。
CTにワイルドカードで3度出場、マーガレットリバーでは2015年に5位に入った最強のローカル、ジェイ・デイヴィス。
Quiksilverの秘蔵っ子、21歳のケイル・ウォルシュ。

ホスト役はデーン・レイノルズ、サル・マセークラに加え、ローカルで元CTサーファーのヤディン・ニコル。
ウエスタンオーストラリアのトップを決めるには最高の役者が揃っていました。

白熱した100分間、52分間も波に乗れなかったケイルを尻目にロボは計13本、ジェイコブは10本の波をキャッチ。
最高のバレルを抜けたのはジェイで、ファーストピークがウェッジになった波をテイクオフ、そのまま深いバレルに入り、最後のボウルセクションを抜けて完璧にメイク。
100分間のハイエストスコアとなる100点満点中の88点を得ていました。

トータルではロボとジェイコブがトップを争い、僅差でロボが優勝。
しかし、ジェイコブが見せたバレルライドはバックハンドでは歴代最高レベルだったと評価されていました。






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