南房総エリア
2020-09-23 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

シルバーウィークの4連休中に発生した「台風12号」ですが、当初の予想コースから何度か変化が有り、何とか関東地方への上陸は避けられそうですが、大雨や高潮に対する警戒は必至ですので、被害が出ない事を願うばかりです・・・。
という事で二週間振りの「地形レポート(9/22火曜日チェック)」を、お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
千倉の地形を「良くも悪くもコロコロ変化しやすい」と、何度か述べた事が有りますが、今回はこの「ミドル手前~ミドルにかけて深目な地形」は「頑固」です。全く改善されず(むしろ悪化)二ヶ月近く経とうとしています。
サイズの無い時等はロータイド近くでも、ショアーブレークにやっとテイクオフといった状況です。
・9月22日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な「ミドル手前~ミドルが深目な地形」のままですが、インサイド寄りは浅目になっている様で、監視所側よりは少しマシですねえ・・・。
・9月22日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
二週間振りのチェックでしたが、全体的に更に深目な地形になってしまった様でした。今の地形ですと潮が多くサイズの無い時は、かなり厳しいコンディションとなってしまう様です。
・9月22日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。


・9月22日(火)、ロータイド約1時間50分の左寄り。

※以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・9月22日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

前回(9/9)更新レポートで「地形が上向いて来たのでは!?」とお伝えしましたが、今回のチェック時も小さなウネリにも反応していましたので、最悪の「ドン深」状態は脱した様です。
・9月22日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも以前の「ミドル前後が深目な地形」は改善された様で、むしろかなり浅目な地形に、変化した様に感じられました。
・9月22日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場(正面)


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは地形の大きな変化は見られず、安定したコンディションが続き、サイズに恵まれなかった4連休中も連日激混マーク。やはり皆さんスモールコンディションの時程、少しでも地形の良いポイントに集中してしまう傾向の様です。
・9月22日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
「千倉~白渚迄」二週間振りのチェックでしたが、ここが一番「良い波」でした。地形が良いと不思議とサイズも有りますねぇ~ 混雑するのも頷けます・・・。
・9月22日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(9/22チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは水温です。
水温はまだ高目ですが、ここ数日は「北寄りの風」と雨や曇り空で体感温度を下げていますので「長袖タッパー」+「トランクス」や「スプリング」等がお勧めとなります。
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