湘南藤沢エリア
2020-09-25 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、残暑もおさまり一気に涼しくなりました。
秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となります。
シルバーウイークの9月21日(月)が敬老の日、22日(火)が秋分の日、19日(土)から22日(火・祝)まで4連休は安定の超小波が続きました。
連休明けの9月23日に地形チェックに行きましたが、朝一までは安定の小波が続き、正確な地形の確認できませんでした。
その後、やっと昼過ぎから、台風12号からの、南ー南東うねりが届きだし、午後から急遽、2回目の地形チェックを行いました。
気になる地形はどうなっているのか?最新の地形情報をレポートしたいと思います。
現在、湘南藤沢の地形は、引き続き完全に二極化しています。
スエヒロ前から西の辻堂第二駐車場までは悪化傾向。
地下道前から東の水族館前までは、改善傾向です。
全体的には、うねりが胸サイズがあれば、地形の悪い場所でも全域でサーフィン可能です。
特に引地川河口周辺からウッドデッキ前が良い地形をキープ。
悪いニュースは、湘洋中前とスエヒロ前、辻堂正面の地形が、完全に悪化傾向です。
今回は、9月23日(水曜日)のタイド表の潮位が96cm-100cm表記(小潮)の、ミドルタイドの時間帯だった13:15~14:30に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
オフショアの腰胸でした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
引き続き、地形の方はは良くないです。
写真ではピークがハッキリしているので良さげに見えますが、全体的に深いです。
潮の引いている時間や、うねりが上がった時を狙ってください。
【辻堂橋前】
多少改善傾向で、うねりが腰胸サイズあって、潮が引いている時間帯はサーフィンは可能です。
潮の引いている時間や、うねりが上がった時を狙ってください。
【辻堂正面】
地形悪化傾向です。深くなりました。
うねりが小さい場合は、潮が上げてしまうとほとんどブレイクしなくなるのでご注意ください。
未だサイズアップ前の朝7:24の辻堂から、江ノ島側を望んだ写真。
【湘洋中前】
残念ながら引き続き地形が悪いです。
地形が深くてスープが薄く、波にポテンシャルがありません。
【スエヒロ】
ここも残念ながら引き続き地形が悪いです。
潮の引いている時間に、うねりが胸以上上がった時を狙ってください。
【地下道前】
地下道前、船前は引き続き安定傾向の地形をキープして、十分にサーフィン可能です。
うねりが小さい場合は特に正面から東側を気にしてみてください。
【スケートパーク】
引地川河口側の地形は改善傾向で、十分にサーフィン可能です。
ただし、混雑が目立ちますので、ルール厳守、マナーを守って楽しんでください。
【鵠沼】
サイズアップ前の朝7:00の河口。
引地川河口から銅像前までは、安定した地形で、十分にサーフィン可能です。
555モーテル前の地形も改善傾向です。
【水族館前】
ウッドデッキ前の地形も安定傾向で、
今回の地形レポートは以上になります。
続いて、現在の湘南の水温ですが、だいぶ下がって、23度前後。
気温の方も、一気に秋本番です。
湘南でお薦めのウエットスーツは、晴天の日中でしたら、長袖タッパやスプリングスーツなど、風の強い日や、雨の日にはシーガルやロングスリーブスプリングスーツをご準備ください。
残り少ない台風シーズン、まだ発生すると思いますので、安全に台風の波を満喫されますようにお願いします。
日ましに肌寒さも加わって参ります。
お風邪などを召されぬよう、お身体には十分ご自愛ください。
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