南房総エリア
2020-10-01 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(9/22)の取材時は「台風12号」のスエルはまだ届いていませんでしたが、翌23日(水)から一気にサイズUP。24日(木)には温帯低気圧に変わりましたが、25日(金)迄クローズアウトが続き、週末(26~27日)はバックスエルにより、上級者オンリーのハードコンディションとなった当エリア。
その後発生した「13号」も日本からかなり離れてはいますが、北~東寄りのスエルを送り届けていて、しばらくはサイズの心配はしなくても良さそうです・・・。
と言う事で、「地形レポート(9/29火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
連日のオンショアやクローズアウトにより、以前よりもミドル前後に砂が付き「ドン深」状態は脱した様です。
ただし、潮の多目な時間帯はミドル前後の反応が鈍くなるので、まだ手放しでは喜べ無いですが、このまま地形が上向いてくれる事を期待したいところです・・・。
・9月29日(火)、ほぼロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらも今迄続いていた「ミドル手前~ミドルが深目な地形」は、砂が付き始め上向きつつ有る様です。
・9月29日(火)、ほぼロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
今迄続いていた「全体的に深目な地形」に大きな変化は見られませんでしたが、チェック時は潮の少なめな時間帯でサイズも有りましたので、厚目ながら乗れていました。
引き続き潮が多くサイズの無い時等は、コンディションを落としてしまう地形となっています。
・9月29日(火)、ロータイド約10分後の正面。


・9月29日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。

以前に比べ潮の多目な時間帯等は、ほとんど露出していませんが

そして和田方面『花籠』。
・9月29日(火)、右寄りに蛇行して注いでいる河口付近。

・9月29日(火)、ロータイド約20分後の花籠右寄り。

・9月29日(火)、ロータイド約20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらはかなり浅目な地形となっている様で、潮の少な目な時間帯はピークワイドな速目のブレークが目立ちます・・・。
・9月29日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場(正面)


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今迄続いていた良い地形ですが、度重なるクローズアウトコンディションにも破壊される事無くキープされていました。
・9月29日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも地形の大きな変化は見られず、まずは一安心。ウネリの向きにより「ワイドブレークオンリー」になる時も有りますが、基本的にはコンスタントに楽しめている様です。
・9月29日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(9/29チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
最近は冷たい北寄りの風が吹く事が多くなった事も有り、海を見渡すと「ロングスプリング」や「スプリング」又は「シーガル」中には「3mmジャーフル」と様々なスタイルの方がいますが「ロングスプリング」又は「シーガル」辺りがお勧めかな・・・。
今回は以上となります。
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