湘南藤沢エリア
2020-10-07 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
中秋の満月の大潮周りだった、先週の中盤(9/30)~後半にかけて、久々に波に恵まれ、秋のシーズンを実感する今日この頃です。
そんな中、今週10月8日は、二十四気では寒露(かんろ)にあたり、晩秋から初冬にかけての冷たい露の結ぶ頃だそうです。
秋もいよいよ本番。菊の花が咲き始め、山の木々は紅葉の準備に入り、稲刈りもそろそろ終盤で、台風シーズンも終盤戦ですが、皆様はいかがお過ごしですか?
(希望的には、しっかりとしたウネリだけが入ってくると良いのですが・・・)

本格的な秋を迎え、どうにか波無し地獄から脱出に成功した模様の湘南藤沢。
肝心の地形の方はどうなっているのでしょうか?
最新の地形情報をレポートしたいと思います。
先週から多少変化しました。
全体的に、うねりが腰サイズあれば、ロータイド限定ながら、どうにか全域でサーフィン可能です。
湘洋中前正面と辻堂橋前の地形が悪いです。
しかし、スエヒロ前の地形が改善傾向なのは良いニュースかと。
スケートパーク前から東の水族館前までは、引き続き良い地形をキープしています。
今回は、10月4日(日曜日)のタイド表の潮位が92cmー66cm表記(中潮)の、ミドルからロータイドの時間帯だった9:40~11:00に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
うねりが腰サイズあり、潮が引いている時間帯はサーフィン可能ですので、地形は改善傾向です。


辻堂エリアでは、県立辻堂海浜公園前の地形が一番良いので、多少混雑が目立ちます。

【辻堂橋前】
うねりが腰サイズあって、潮が引いている時間帯でもショアブレイク気味の短い波しかブレイクしませんので、悪化傾向です。。。


潮の引いている時間や、うねりが上がった時を狙ってください。
【辻堂正面】
引き続き悪化中で深く引き潮の時間帯でもブレイクしません。

辻堂船前も同じような地形ですが、この辺りはうねりが腰サイズあり、潮が引いている時間帯のみ、インサイドでサーフィンは可能です。

東側のサンドバーの地形は回復傾向です。
うねりが腰サイズあって、潮が引いている時間帯なら、十分にサーフィンは可能です。
【湘洋中前】
正面の地形は悪いです。

地形復活を願いましょう。
東側は、現在サンドバーをスエヒロと共用中で、回復傾向です。

こちら方面への、徒歩での移動をお勧めします。
【スエヒロ】
スエヒロ正面の地形が大幅に回復傾向です。

地下道西側の地形も若干の回復傾向で、引いている時間に大きめのボードならテイクオフ程度は可能になりました。

【地下道前】
地下道の正面は地形が悪化しました。

小さい場合は、ほとんどブレイクしなくなるタイドにご注意ください。
船前の地形も若干悪化です。

ただ、こちらもうねりが小さいと、ほとんどブレイクしなくなるタイドにご注意ください。
【スケートパーク】
スケートパーク前 引地川河口側の地形は共に安定傾向です。

【鵠沼】
引地川河口~銅像前までの地形は安定して、十分にサーフィン可能です。
河口の地形は潮位で、コンディションが大きく変わるので、タイドグラフをチェックして良い波ゲットしてください。

555ホテル前周辺の地形は回復傾向です。

【水族館方面】
引き続きウッドデッキ前にも、地形の良い場所が数箇所あります。


今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温です。
22度前後。
湘南でお薦めのウエットスーツは、晴天の日中ならロングジョンやスプリングスーツなどを準備ください。
ただし、風の強い日には、そろそろシーガルやロングスリーブスプリングスーツが必要になります。
また、早朝や、雨等、気温が低い日は薄手のフルスーツもあると便利です。
この時期、気温の寒暖差が大きいので、しっかりとした装備をご準備ください。
今週(10/5週)後半には、寒気の影響で気温も下がるようです。
台風にも期待が。。。
お風邪などを召されぬよう、お身体には十分ご自愛ください。
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