湘南藤沢エリア
2020-10-15 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

先週は、台風14号の影響で10月7日(水曜日)から11日(日曜日)まで5日間連続で、良い波が続いた湘南藤沢。
しかし、長雨で寒い日も続きました。
週明け12日からは、台風が去り、秋晴れと安定の小波がつづいております。
秋の日はつるべ落としと言いますが、日暮れの急速な早まりに、秋の気配を感じるようになりました。
台風と長雨で、地形はどうなったでしょうか?最新の地形情報をレポートしたいと思いますが、多少変化しました。
現在、地形の良い場所、そうでない場所がはっきり分かれています。
全体的には、うねりが腰サイズがあれば、隣のポイントまでの徒歩での移動も含めて、どうにか全域でサーフィン可能です。
良いニュースは、引き続きスケートパーク前から、東の水族館前までは良い地形をキープしています。
悪いニュースとしては、湘洋中前正面と辻堂橋前正面の地形が特に悪いです。
今回は、台風14号の名残のうねりが残った、10月11日(日曜日)のタイド表の潮位が77cmー109cm表記(長潮)の、ミドルタイドの時間帯だった9:40~11:20に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
強いオフショアの腰胸サイズでした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
辻堂第二駐車場前、並びに県立辻堂海浜公園前の地形は安定傾向です。



【辻堂橋前】
正面の地形は悪いです。


橋前一帯は、まだまだ深いので、うねりが上がった時を狙ってください。
地形が良くなることを願いましょう。
【辻堂正面】
正面東側のサンドバーは安定傾向で、

正面の地形は引き続き悪く、船前の地形も悪化しました。

地形復活を祈りましょう。
【湘洋中前】
湘洋中前正面は、

東側は、現在サンドバーをスエヒロと共用中ですが、残念ながら地形悪化傾向です。

インサイドもショアブレイク気味で乗りしろがありません。
地形の復活を願いましょう。
【スエヒロ】
地形悪く、うねりが腰サイズあっても、乗りしろがないです。

地下道前西側の地形も、うねりが腰サイズあっても、乗りしろがないです。

うねりが小さい場合は、潮が上げてしまうとほとんどブレイクしないのでご注意ください。
地形が復活することを願いましょう。
【地下道前】
地下道前正面は安定して良い地形です。

船前の地形は改善傾向です。

しかしその分、混雑が目立ちますので、ルール厳守、マナーを守って楽しんでください。
【スケートパーク】
スケートパーク前 、引地川河口側、共に地形は安定して良いです。

しかしやはり、混雑が目立ちますので、ルール/マナー厳守でお願いします。
【鵠沼】
引地川河口から銅像前までは、安定して十分にサーフィン可能な地形です。


555ホテル前周辺の地形も安定してサーフィン可能です。

【水族館前】
ウッドデッキ前から水族館前の地形も安定傾向です。


今回の地形レポートは以上になります。
続いて、現在の湘南の水温ですが、だいぶ下がって、21度前後。
湘南でお薦めのウエットスーツは、晴天の日中でもシーガルやロングスリーブスプリングなどの準備が必要になってきました。
更にそろそろ、早朝、風の強い日、雨の日等には、薄手のフルスーツも欲しくなってきました。
この時期、寒暖差が大きいので、天気の悪い日には、しっかりとした装備をご準備ください。
朝晩はめっきり冷え込むようになりました。
日増しに肌寒くなって行く時期ですので、真冬用のウエットスーツの準備もお早めに。
季節柄、お風邪などお召しになりませんよう、くれぐれもご自愛ください。
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