湘南エリア
2020-10-21 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

日増しに秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じることも多くなりました。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
今週の10月23日には、暦の上では霜降(そうこう)を迎え、吹く風にも秋色の濃さを感じる頃となりました。北の方では朝霜が降り、朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなり、それに伴いサーフィンできる時間が短くなったことを、実感する今日この頃です。
さて肝心の地形の方はどうなっているのでしょうか?予想以上に波が上がった、10月18日(日曜日)に地形チェック行ってきました。最新の地形情報をレポートしたいと思います。
先週から湘南藤沢のサーフスポットの地形の方は、多少ですが変化しました。全体的には、胸サイズのうねりがあり、引き潮の時間帯でしたら、全域でサーフィン可能です。特筆する点としては、地下道船前から、東の水族館前までの間が、良い地形をキープしています。
今回は、10月18日(日曜日)のタイド表の潮位が94cmー66cm表記(大潮)のロータイドの時間帯だった8:10−9:50に、全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時の参考にしてみてください。
チェック時のコンディションですが、風はオフショア。波のサイズは、腰胸サイズでの地形チェックとなります。
それでは10月20日(火曜日)各ポイント毎の地形レポートです!
【第二駐車場前】
辻堂第二駐車場前並びに県立辻堂海浜公園前の地形の方は安定傾向です。

うねりが腰サイズあり、潮が引いている時間帯ならサーフィンは十分に可能です。

【辻堂橋前】
辻堂橋前正面の地形は先週に引き続き良くないですが、チェック時は胸サイズのうねりに、ロータイドという好条件が揃い、サーフィンできていましたので、若干の改善傾向とします。


【辻堂正面】
辻堂正面東側のサンドバーの地形は安定傾向です。
うねりが腰サイズあれば、十分にサーフィンは可能です。

チェック時は、胸サイズのうねりに、ロータイドという好条件が揃い、サーフィンできていました。

【湘洋中前】
湘洋中前正面は若干の地形改善傾向です。胸サイズのうねりに、ロータイドという好条件が揃い、十分にサーフィンできていました。
このエリアの地形は、若干深いので、うねりが上がった時の、ロータイドの時間帯を狙ってください。

胸サイズのうねりに、ロータイドという好条件が揃った時間帯なら、波を選べば十分にサーフィンできていました。

【スエヒロ】
スエヒロ正面の地形改善傾向です。地下道前西側の地形も若干の改善傾向です。

このエリアの地形が深いので、うねりが上がった時の、ロータイドの時間帯を狙ってください。

【地下道前】
地下道前正面は地形安定傾向です。
ブレイクする位置は、インサイド気味ですが十分にサーフィン可能です。

沖で割れるサンドバーがあり、選べばインサイドまでつなげます。

【スケートパーク】
スケートパーク前 、引地川河口側共に、地形は安定傾向です。
うねりが腰サイズあれば、十分にサーフィン可能です。

【鵠沼】
引地川河口から銅像前までの間は、地形安定傾向です。
十分にサーフィン可能です。

混雑も目立ちますので、ルール厳守、マナーを守って楽しんでください。


【水族館前】
ウッドデッキ前から水族館前周辺も、地形も安定傾向です。


地形レポートは以上になります
そして、現在の湘南の水温ですが、21度前後。
湘南でお薦めのウエットスーツですが、晴天の日の昼間でしたら、シーガルやロングスリーブスプリングなどを準備ください。
早朝、風の強い日、雨の日で気温の低い日には薄手のフルスーツがお勧めです。
この時期、気温の寒暖の差が大きいので、天気の悪い日には、しっかりとした装備ご準備ください。
10月も後半を迎え、朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってきました。
今年の台風の発生も、ほぼ打ち止めを感じる、秋冷の季節です。
そろそろ真冬用のウエットスーツ、ブーツ等の準備など、本格的な冬支度を始めてください。
季節の変わり目ですので、風邪には気をつけてください。
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