南房総エリア
2020-10-29 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(10/22)更新レポートの冒頭で「低気圧や熱低のウネリにより、しばらくはサイズの心配はいらないのでは」とお伝えしましたが、確かに先週末(25日)辺り迄は「そのウネリ」は保ちましたが、週明け(26日)辺りからサイズダウン傾向となり、一昨日(27日)は、久し振りのプアーコンディションでのチェックとなりました。
そうなると「地形の良し悪し」が如実にあらわれ、コンディションを大きく左右していました・・・。
と言う事で、「地形レポート(10/27火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回のチェック時も「インサイドが浅目でその後が深目な地形」に変化は観られず、サイズも無かった事も有りかなり厳しいコンディションでした。
・10月27日(火)、ロータイド約1時間後の監視所側。

ただし、それもある程度のサイズ(腹~胸)が有ってですが・・・。
そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な状況で、ミドル手前~ミドルにかけて深目な地形となっています。
・10月27日(火)、ロータイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回のチェック時はロータイド近くでしたが、若潮周りの+60cmでサイズも無い事も有り、インサイド寄りのブレークがほとんどでした。以前と変わらず、ミドル前後が深目な地形に変化は無い様です。
・10月27日(火)、ロータイド約1時間10分後の正面。



今回のチェック時は潮の少なな時間帯でしたので、ところどころリーフが露出していました。

そして和田方面『花籠』。
・10月27日(火)、今回のチェック時は、河口付近に砂がまた堆積していました。

ミドルでの反応も鈍く、消えてしまう波ばかりで。。。
・10月27日(火)、ロータイド約1時間20分後の花籠正面。


続いて『大原駐車場前』。
こちらは「花籠」に比べたら、ミドルでの反応はそこそこ有りましたが、ファーストブレークの後がやはり続かず、消えてしまう波ばかりでした・・・。
・10月27日(火)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場(正面)

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
以前から続いている「全体的に浅目な地形」に変化は観られず、他のポイントが地形が悪く厳しい状況の中まずまずのコンディションで楽しめていました。
・10月27日(火)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
以前から続いている「ミドル前後が若干深目な地形」に変化は無く、今回のチェック時は潮の多目な時間帯でしたので、ショルダーの張りづらい厚目な波が目立ちました。
・10月27日(火)、ロータイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(10/27チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
水温はまだ23~24度は有りますので、天気の良い日中などは「シーガル」や「ロンスプ」でも大丈夫ですが、そろそろ「3mmジャーフル」をお勧めします。
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